ブラッククローバー

【ブラッククローバー】マグナ・スウィングとは?真の漢を求めて戦う熱血火の玉ヤンキーな黒の暴牛の団員。

ブラッククローバーのマグナ・スウィングを解説します。

マグア・スウィングの概要

ヤミ団長の舎弟を自称する炎魔法の使い手である黒の暴牛の一員士

主人公のアスタと同じく恵外界出身の下民であり、故郷のラヤカ村から近いソッシ村でやんちゃをしてはその度に村長におしおきをされる日々を過ごしていました。

ソッシ村の人々とすっかり顔馴染みになるころに、魔法騎士団に入団することを憧れていた村長より魔法騎士団に入ることを勧められて黒の暴牛に入団します。

またトサカの様な髪型にグラサンとヤンキーを彷彿させえる見た目をしているだけでなく、自分の箒に対して紅零爾威災駆乱号(クレイジーサイクロンごう)と名付けて派手な牛の骨の装飾をするなどといった暴走族のような改造もしています。

ノエルからはダサイと何度も言われましたが、アスタはカッコイイと興奮しました。

マグア・スウィングのプロフィール

年齢18歳
生年月日4月7日
血液型B型
出身地ラヤカ村(恵外界)
身長169cm
等級5等下級魔法騎士
所属黒の暴牛
好きな物辛いモノ、辛いモノの後に食べるプリン
声優室元気

フィンラル・ルーラケイスの魔法の魔法

炎の玉を直接投げつける爆殺轟炎魔球(ばくさつごうえんまきゅう)を投げるのが基本的な魔法です。

他にも複数の火の玉を投げる爆殺散弾魔球(ばくさつさんだんまきゅう)や、さらに威力を上げた獄殺散弾魔球(ごくさつごうえんまきゅう)も存在します。

さらに炎創成魔法による愚乱怒守羅夢(グランドスラム)というバットで玉を打つことによって、さらに威力やスピードを上げることもできます。

しかし下民故の魔力の低さを日々痛感しており、魔法を無駄撃ちすることはできないことも十分に理解をしています。

そこで日々の特訓は怠らずにその結果、防御をすり抜けて攻撃できる消える魔球である極殺消滅魔球(ごくさつしょうめつまきゅう)を習得します。

さらに時間差で爆発する時限爆殺散弾魔球(じげんばくさつさんだんまきゅう)を消える魔球の中に混ぜることで相手を撹乱するといったトリッキーな戦い方を得意としています。

拘束魔法なども使える

相手に当てて火の玉をそのまま縄に変換して動きを封じるといった器用なこともできます。

他にも、足に火を纏って脚力を強化するなど見かけによらずできることは多いです。

裏炎魔法によって誰が相手でも勝てる可能性が生まれた

マグナもハート王国の修行に参加させてもらいますが、魔力が低すぎて魔言術式を覚えることができませんでした。

しかし別の場所で半年間努力をすることによって使える様になった裏炎魔法“魂炎鎖死決闘(ソウルチェーンデスマッチ)”は、相手に火球を打ち込むとお互いが鎖で繋がれた状態になります。

この鎖は両者の魂でできている鎖であり、なんとお互いの魔力を常に均等な量にし続けるというものであります。

この魔法が決まることで相手がどれほど格上であっても、強制的に互角な勝負にすることができます。

そして元の魔力が高い人間ほど努力をしたがらない世界であるため、戦闘技術と根性の勝負を得意としているマグナは圧倒的に有利となります。

余談ですが、ジャンプ本誌での連載時された291話では「マグマ・スウィングがぶっ倒す」と誤字がありコミックス版では修正されたものの、作者さんは巻末コメントでとても気にしていました。

フィンラル・ルーラケイスの生い立ち

産まれは恵外界

恵外界のラヤカ村出身の下民として生まれたマグナは、頻繁に近くにあるソッシ村に行ってはクレイジーサイクロン号に乗り回してやんちゃをしていました。

そのたびに村長にお仕置きをされていましたが、ある日村長の「男は人に迷惑をかけたらいけない」という教えがマグナに深く根付くことになります。

また村長は若い頃から魔法騎士団に入団することに強く憧れたはいたものの、下民だからという理由で諦めてしまっていましたが、マグナには可能性を感じて魔法騎士団に入ることを勧めるのでした。

その後は黒の暴牛に入れたマグナのことをソッシ村の人々は大いに喜びマグナは村の誇りだと祝福し、村長はマグナにグリモワールを入れるためのポーチをプレゼントしてくれます。

このエピソードはアニメ版の9話にて掘り下げが行われております。

黒の暴牛に入団後はヤミ団長のことを強く尊敬し真の漢と憧れて、舎弟を自称するようになり日頃から行動を共にしたがります。

そして給料が入るとヤミ団長と共に闇市の賭博場へ一緒に向かい、2人共身包み剥がされて帰ってきてしまうことが多いです。

・ラックに出会う
後に黒の暴牛に後輩として入団したラックには、出会いった瞬間からちょっかいを出され続ける日々となります。

そしてラックの日々上がっていく実力を悔しく思いながらも、ラックを認めて友人と思える仲になって行き、任務でも一緒になることが多いのでした。

しかし戦いの最中にラックは合体技と称して、マグナに電流を流しながら敵に突撃させるビリビリマグナタイフーンなる技を突然やりだすなど、めちゃくちゃな行動に振り回されることも多々あります。

後輩のアスタをとても気に入る

新人として黒の暴牛に入団したアスタには、初めはただヤミ団長に媚び売って入団しただけの下民の子供と思い、黒の暴牛入団の洗礼の儀をアスタに行います。

洗礼の儀の内容はマグナの攻撃を一発避けるか防ぐことができれば合格であり、アスタは断魔の剣ならばどんな魔法も斬って無料化できるから安心しますが、マグナから飛んでくる攻撃の早さに死を覚悟するのでした。

しかしアスタは無意識に剣を振ったことでマグナの火の玉を跳ね返し、そんな予想外の反撃をしてきたアスタのことをマグナはとても気に入り、アスタのことを後輩としてかわいがり面倒をみてくれるようになります。

なおこの洗礼の儀は実はやらなくても別にいいものであって、フィンラルも怪我の無いように空間魔法で助ける準備をしていました。

そしてフィンラルはアスタが無傷であったことに「新人の助けに入らないで済んだのは久々」と驚くのでしたが、洗礼の儀にて誰が助けられずに済んだのかは不明です。

アスタとノエルを初任務に連れて行く

新人のアスタとノエルに与えられた初任務であるイノシシ狩りの引率として、二人をクレイジーサイクロン号に乗せてソッシ村へと向かいます。

しかしソッシ村に着いたとき村全体が魔法の霧に覆われており、中で村の人々は白夜の魔眼の者によって殺されてしまいそうになっていました。

アスタ達はすぐ助けに入るも敵の方が数も魔力も上であり、マグナは心が折れそうになってしまいます。

しかし諦めずに戦い続けるアスタの姿を見て再び立ち上がり、残った魔力を振り絞りアスタとの連携によって敵を倒すことに成功します。

海底神殿の任務では敗北をしてしまう

海底神殿で魔石を探す極秘任務の途中で白夜の魔眼の幹部であるヴェットとの戦いが始まります。

ヴェットとの力の差はとても大きく、簡単に諦めてしまったらアスタの前で先輩面ができないからと瀕死になりながらも何度でも立ち上がり、至近距離で全魔力を込めたラックとの合体魔法を使います。

しかしそれでもヴェットには、わずかにダメージを与えることもできませんでした。

そしてヴェットを倒す役目は、そこに駆けつけたアスタが後輩として戦いを引き継ぎます。

なお戦いの後に今回の任務じゃいいところが無かったと落ち込むも、助けた人々から初めて感謝の言葉もらったことによって、もっと強くなると奮起するのでした。

アスタの腕の治療法を求めて新たな魔宮へ行き・・・

海底神殿でのヴェットとの戦いでアスタは両腕の骨を粉々に砕かれてしまい、さらに治療受け付けない呪いまでかけられてしまいました。

そこで黒の暴牛のメンバー達は全員が、アスタに内緒で治療法を探しにどこかへ行きます。

そこでマグナとラックは街で占い師の変装をした魔法帝に出会い、新しい魔宮の探索へと行きました。

このエピソードは小説版の2巻である騎士団の書 3章.特攻隊はひた走るにて、描かれております。

その章の最後に、魔宮の中でやっとの思いで苦労して倒した1体のゴーレムが10体程同時に現れて、命懸けで戦って生還しようとするところで終わります。

そうして限界を超えた戦いによってキャラが変わってしまったようですが、腕の治ったアスタを見て次のコマでは元に戻りました。

ロイヤルナイト選抜試験に参加する

白夜の魔眼のアジトへと突入する精鋭部隊を決めるロイヤルナイト選抜試験への参加
します。

チームメイトは碧の野薔薇団のソルと、そして珊瑚の孔雀団の副団長であるキルシュ・ヴァーミリオンと組むことになります。

トーナメントの1回戦では単独行動で前に出るマグナはキルシュから、「もっと敵のマナの流れを読み遠近の攻撃を使い分ければより美しく戦える」という指摘を受け、さらにキルシュの的確なサポートによってチームは勝利をします。

2回戦でアスタのチームと当たり・・・

2回戦ではアスタのチームとあたり、特訓によって編み出した消える魔球”極殺消滅魔球”を初披露します。

多くの戦闘経験を積み重ねたアスタは早さと消えるタイミングにも段々と適応できる様になっていき、二人の戦いはどんどんヒートアップしていきます。

戦いの結果はアスタ達の勝利として終わりますが、アスタのチームメイトであるゾラからは「ヒートアップしようとも引くべきところは引け」と指摘をされてしまいます。

そして下民の事を酷く嫌っているキルシュも、二人の戦いの様は美しかったと認めるのでした。

さらに戦いを見ていた魔法帝からも、見かけによらず器用なことができて面白いと評価をしていました。

しかしマグナとソルは残念ながらロイヤルナイトには選ばれないのでした。

エルフに魂を乗っ取られたラックと戦う

白夜の魔眼の党首パトリが発動させた禁術である転生魔法によってラックの身体と魂はルフルというエルフの少年に乗っ取られてしまいます。

そしてルフルとなってしまったラックが街の人々に襲いかかる現場に、近くで修行をしていたマグナとバネッサはラックを止めるべく戦います。

身体はラックであっても別人格であるルフルは、マグナのことを知らなかったため自分の身体ごと平気で攻撃をするマグナの攻撃を受けるですが、そのことが怒りの引き金となりルフルは暴走状態になります。

そこにアスタも参戦し、アスタの説得と滅魔の剣の力でルフルは我を取り戻し成仏していくのでした。
そして転生魔法が解けたラックは、「自分は黒の暴牛の仲間でいていいよね」と大粒の涙を零しマグナは「当たり前だバカヤロウ」と励まされ抱きしめます。

ですがその後はいつも調子に戻り照れ隠しをしながらマグナは顔を蹴られてしまいます。

ハート王国での修行に参加をするも・・・

白夜の魔眼の騒動も終わったその後にスペード王国の悪魔達の侵略を阻止するために、クローバー王国はハート王国と同盟を組み半年間の修行を共に行います。

そこでマグナはラックは推薦で参加するならば自分もと無理を言って、ハート王国での修行メンバーに加えてもらうのですが、魔力の低さ故に魔言術式を出すことができないのでした。

そして悔しさのなかクローバー王国に帰ることになってしまうのでした。

新たな魔法、裏炎魔法を習得する

ハート王国で修行をつけてもらうことは叶いませんでした。

しかし弱いまま仲間の元に帰る訳にはいかないマグナは、黒の暴牛のもう一人の下民の仲間でありハート王国の魔言術式によく似ている独自の技術を持つゾラに、頭を下げて弟子入りし半年間共に悪魔を倒すための新たな魔法の研究と修行をします。

そしてその努力の結果ついに、発動させるまでに半年の長い準備期間が必要になるものの、最強の切り札である裏炎魔法“魂炎鎖死決闘(ソウルチェーンデスマッチ)”を編み出すのでした。

新たな力で大金星を上げる

黒の暴牛のアジトを襲いヤミ団長を連れ去ったスペード王国の敵である漆黒の三極性(ダークトライアド)のダンテと先に、翠緑の蟷螂団の団長であるジャックが先に戦っているも、肉体が無限に回復をし続けるダンテを相手にジャック団長はトドメを刺されそうになります。

そこにマグナは戦いに乱入をしソウルチェーンデスマッチを発動させて、マグナとダンテのタイマンによる殴り合いが始まります。

ソウルチェーンデスマッチの効果によって魔力が互角となれば、あとは根性で最後まで立っていた者が勝者となります。

そしてマグナはついに圧倒的な格上であったダンテに勝利をし、勝利の咆哮を上げるのでした。

マグア・スウィングと親しい人

ヤミ・スケヒロ

黒の暴牛であるヤミ団長は下民であるマグナを趣味が合いそうだから、そして一番根性がありそうだからという理由で黒の暴牛に入団させました。

そしてマグナもヤミ団長のことを漢の中の漢と強く憧れ尊敬をしており、舎弟を自称しながらギャンブルにも一緒にお供をするなど任務以外でも行動を共にすることが多くあります。

ラック・ボルティア

黒の暴牛の後輩であり、入団初日の出会いの瞬間にマグナはつまらなそうな下民だなと思われてしまいます。

しかしその直後にマグナはいずれ自分をとても楽しませてくれる危険(おもしろそう)な存在になると直感で感じ取ります。

なのでその日を待ちながら、わざと攻撃を当てる、プリンを勝手に食べるといったちょっかいを出すたびに全力でやり返してきてくれるやりとりを日々楽しんでいるうちに、マグナのことを初めてできた友達だと認めるのでした。

アスタ

黒の暴牛入団の洗礼の儀をアスタに行ったときに、防ぐと思っていた攻撃をそのまま跳ね返すという予想外の反撃をしたことによって、アスタのことをマグナはとても気に入りました。

そして初任務のソッシ村での戦いではこの経験によって、「洗礼の儀だ」とだけ言って残った全魔力の攻撃をわざと外した様に見せかけてアスタに跳ね返させると言ったコンビネーションで敵に勝利します。

またアスタの腕が再起不能になってしまった時も、本人に内緒でこっそりと治療法をラックと一緒に探しに行くなど、いつもアスタのことを後輩としてかわいがり面倒をみてくれています。

ブラッククローバー キャラ解説(ネタバレ注意)