呪術廻戦

呪術廻戦 脹相(ちょうそう)完全解説!能力/強さ/五条悟との関係/現在の状況は? 最新情報ネタバレ

呪術廻戦 脹相(ちょうそう)概要/プロフィール

呪術廻戦 脹相(ちょうそう)の概要

特級呪物、呪胎九相図・1番の受肉体で、加茂家相伝の術式「赤血操術」を使用します。
呪胎九相図は高専に保管されていましたが、真人が盗み出し、人間に受肉させました。
同様に呪胎九相図2番の壊相、3番の血塗も受肉させられており、彼らと脹相の間にある兄弟の絆は、何よりも固く結ばれています。

呪術廻戦 脹相(ちょうそう)のプロフィール

名前 脹相(ちょうそう)
等級 特級相当(特級呪物・呪胎九相図の受肉体)
身長 175㎝~180㎝程度と思われる(約175㎝の伏黒よりも少し高いくらい)
嗜好・興味
嫌いな物 加茂憲倫

脹相は受肉体ですが、見た目は一般男性とほとんど変わりません。
お団子状に二つにまとめた髪型と、顔の真ん中に線があるのが特徴的なキャラクタービジュアルとなっています。
そのデザインは、芥見先生が以前見たファッションモデルのまんま、とのことでした。
また、器の呪物に対する耐性があればあるほど、器の容姿が残るのですが、呪胎九相図には器の面影はほとんどないそうです。
それだけ呪胎九相図が強力な呪物であり、通常の人間には、呪胎九相図の器としての耐性など、ほとんどないということが分かります。
ちなみに、本人たちもずっと胎児だったため、受肉して初めて「俺達ってこんな感じなんだ~」と感じているんだとか。

呪術廻戦 脹相(ちょうそう)の生い立ち

呪胎九相図の受肉体

脹相は特級呪物・呪胎九相図、1番の受肉体です。
呪胎九相図が出来たのは明治の初めのこと。

この頃、呪霊の子を孕んでしまう特異体質の娘がいました。
彼女が生むのは、呪霊と人間の混血、異形の子供である上に、身に覚えのない懐妊など、親類縁者からの風当たりが常軌を逸し、彼女は子供の亡骸を抱えて山向こうの寺へと駆け込みました。
しかし、その寺にいたのは、”史上最悪の呪術師”、”御三家の汚点”などと言われる加茂憲倫。

彼の知的好奇心は、呪霊と人間の間に産まれた子の虜となり、娘は九度の懐妊、九度の堕胎をさせられ、人体実験のようなことを行われてしまいます。
その9人の子供の亡骸こそが、呪胎九相図の1番から9番です。
そして、これらの実験がどのように行われ、その後彼女がどうなってしまったのか、一切の記録は破棄されているそうです。

こうして出来た特級呪物・呪胎九相図。
高専に保管されていたものの、交流会中に1番~3番を真人が盗み出し、その後攫って来た人間に受肉させ、脹相・壊相・血塗は現代に復活する事となります。
受肉するまでの150年もの間、お互いの存在だけを頼りに封印を保って来たという彼ら兄弟の絆は、何よりも固く結ばれています。

呪術廻戦 脹相(ちょうそう)の人物像・エピソード

作中最強の”お兄ちゃん”

芥見先生は脹相について「うっかりすると炭治郎になる」と冗談交じりにコメントされていましたが、脹相は誰よりも弟思いな”お兄ちゃん”です。

真人達によって受肉し、復活した当初、脹相は壊相と血塗と今後について話し合っていました。
脹相はその話し合いの中で「壊相は血塗のために、血塗は俺のために、俺は壊相のために生きる」「俺達は三人で一つだ」と伝えています。
兄弟の絆が確固たるものであると感じさせる名台詞ですよね。

渋谷事変後、直哉と戦闘になった時も、脹相の素晴らしい”お兄ちゃん”っぷりが発揮されています。
直哉は脹相と相反する考え方の持ち主で、得物を使って戦う自分の兄たちは「みっともないねん」と語っています。

これを聞いた脹相が「嫌いなんだな、兄弟が」と問いかけると、直哉は「嫌いやね」と即答し「弟よりも出来の悪い兄なんか居る意味ないやろ。首括って死んだらええねん」と切り捨てました。
対する脹相は「でもその兄貴達のおかげで今のオマエがあるのかもしれんぞ」と返し、デキが良かろうが悪かろうが、兄は弟の手本なのであり、兄が道を誤ったのなら、弟はその道を裂ければよく、兄が正道を歩んだのなら弟はその後をついてくればいいのだと続けます。

更に、長男である自分には手本がないため、何度も何度も間違えるが、それでも弟の前を歩き続けなければならないため、俺は強いのだと直哉を睨みました。
そして、同じ御三家であるが故に加茂家相伝の術式「赤血操術」に知識のあった直哉に対し、脹相オリジナルの大技「超新星」を食らわせた脹相。
「悪いが兄弟を愛せなかったオマエの気持ちは分からん」と告げ、勝利を収めています。

呪術廻戦 脹相(ちょうそう)の関係者

壊相と血塗

先ほども述べました通り、脹相と同じ呪胎九相図の受肉体で、脹相の弟達です。
脹相は2人を大切に思っていますが、もちろん兄弟を思う気持ちは壊相達も同じ。
八十八橋編で描かれた、壊相・血塗VS虎杖・釘崎戦では、ずっと冷静で紳士のような態度を取っていた壊相が、血塗がダメージを受けた瞬間に豹変したりする姿が描かれています。
また、壊相達は虎杖と釘崎に「蝕爛腐術・朽」を発動させており、時間さえ経過すれば、虎杖も釘崎も死亡するはずでした。
ただ、「朽」の発動中には「翅王」という別の術式は使うことが出来ません。
その間に血塗が追い詰められてしまい、それを見た壊相の頭には脹相と約束した「俺達は三人で一つだ」という言葉が。
そして血塗を助けようと、気付いた時には「朽」を解いてしまうのでした。
そして「朽」が解かれたことで、格段に動けるようになった虎杖と釘崎は黒閃を発動。
壊相は肩ごと腕を吹き飛ばされ、血塗はその直後に釘崎の「簪」も食らって死亡します。
死にゆく弟を見て、壊相は涙を流しながら「ごめん兄さん。私がついていながら」と脹相のことを思っていました。
そしてこの直後、脹相も虎杖の攻撃で死亡しています。
その間、別の場所で真人や羂索と共に人生ゲームをしていた脹相ですが、術式の影響で、弟達の異変はどんなに離れていても感じ取ることが出来るため、”死”という異変もすぐさま察知。
そして思わず手に持っていたコマを握り潰しています。

渋谷事変では、壊相と血塗の仇となる虎杖と遭遇。
脹相が「弟は最期に何か言い遺したか?」と問うと、虎杖は「…別に、何も。でも、泣いてたよ」と正直に答えました。
虎杖も虎杖で、呪霊ではなく受肉体である彼らを”殺した”ことに胸を痛めていたのですが、脹相の怒りは、この虎杖の言葉を聞いたことにより頂点に達し「壊相!血塗!見ていろ!これがオマエ達のお兄ちゃんだ!」と、虎杖に猛攻を仕掛け、激闘となります。

戦闘中、虎杖に付いていたミニメカ丸が、脹相をトイレにおびき寄せるために「弱虫なんだな。弟と同じで」と、弟を引き合いに出して煽ると、まんまと脹相は青筋を立てて怒り、トイレに突入してしまいます。
その様子にミニメカ丸は「三人共兄弟思いで扱いやすい」と呟いていました。
トイレに誘い込まれ、スプリンクラーを起動させられたことで、体外での血液操作ができなくなったものの、脹相は冷静に現実を受け止め、血液操作を体内で完結させて対応。
激しい攻防となりましたが、脹相は虎杖を戦闘不能の状態に追い込んでいます。

呪術廻戦 脹相(ちょうそう)の能力

「赤血操術」

脹相の術式は、加茂家相伝の術式「赤血操術」です。
呪力で強化した血液を操ることができ、様々な応用も効く強力な術式。
加茂家次期当主の加茂憲紀も、脹相と同じ「赤血操術」の使い手です。

百歛

血液を圧縮する技です。

穿血

百歛で圧縮した血液を、音速をも超える速度でビームのように放つ必殺技です。
ただ、百歛という”タメ”が必要となることと、音速を超えるのは初速だけになるので、一度避けられるとそのまま間合いを詰められてしまう、という弱点があります。
また、百歛での加圧が大きければ大きいほど、穿血の速さや貫通力が上昇するのですが、渋谷事変で脹相の穿血を見た加茂は、「なんて圧力だ!」と驚愕していました。

赤燐躍動

体内の血液を操作する技で、体温を調整したりするだけでなく、身体能力を向上させたりと、伏黒曰く”ドーピング”のような効果があります。
脹相は赤燐躍動を発動させると、顔の模様が変化します。
また「赤燐躍動・載」という、通常の赤燐躍動よりも威力を増したものもあり、直哉戦で脹相は、この「赤燐躍動・載」を発動。
「投射呪法」を扱い人間離れした速度で動く直哉に対応するため、赤燐躍動の能力を外眼筋に集中させて動体視力を向上させました。

超新星

150年、自らの術式と向き合い続けた脹相オリジナルの技で、穿血を応用したもの。
通常の穿血とは違い、全方位散弾の様に打つことが可能で、非常に強力な技です。

血星磊

限界まで凝固圧縮し、呪力で強化した血の塊を銃の様に放つ技です。
硬度は非常に高いものの、速度は穿血に劣ります。

血刃

血液で生成したナイフです。
輪郭を定め、血液を高速で回すことで、殺傷能力を高めることが可能。

苅祓

手裏剣状にした血液を投げる技です。

赤血操術の弱点①「失血や血栓症のリスク」

血液を扱う術式であるが故に、大量に血液を使えば失血したり、血液を強く凝固させれば突発的な血栓症のリスクを抱えることとなります。
しかし腸相は、呪霊と人間のハーフのため、呪力を血液に変換できる特異体質。
呪力がゼロにでもならない限り、失血することはないそうです。

赤血操術の弱点②「血液操作の妨害に弱い」

赤血操術は術式効果を上げるため、常時血液の凝固反応をオフにしています。
その為、腸相の血液は通常よりも水に溶けやすく、水に浸されると、浸透圧により赤血球が膨れ、細胞膜が破れてしまい、血液の約45%を占める血球成分が支配することができなくなります。
そうなると体外での血液操作が不可能となってしまうのです。

また、御三家相伝の術式であるが故に、こういった弱点も周知されていて、対策も講じられています。

呪術廻戦 脹相(ちょうそう)の現在の立ち位置 2021年10月時点

虎杖の”お兄ちゃん”だと判明

脹相は、壊相と血塗の仇として、虎杖に凄まじい殺意を抱いていました。
渋谷事変で直接対決となり、激闘の末に勝利を収めたのですが、いよいよ虎杖にトドメを刺そうとした瞬間、脹相の脳内に虎杖との「存在しない記憶」が溢れ出します。
その記憶の中では、虎杖も壊相達と共に兄弟として食卓を囲んでおり、「ほら、兄ちゃんも!」と自分に笑顔を向ける虎杖の姿が。
混乱した脹相は、頭を抱えながら虎杖から離れて行きました。

その後脹相が登場したのは、虎杖達が羂索と対峙している時で、突然虎杖を弟と呼び、”お兄ちゃん”を名乗り出します。
当然困惑する虎杖に「とりあえず一回呼んでみてくれないか?お兄ちゃんと」などと言って「真面目にやってくんねーかなぁ!」と突っ込まれていました。
虎杖にとっても読者にとっても、唐突な展開でしたが、脹相がお兄ちゃんを名乗り出したのにはちゃんと根拠があったのです。

戦闘した際に虎杖にトドメを刺そうとした時、脹相はなんと、壊相達が死んだ時と同じように「虎杖の死」を強烈に感じ取っていたのです。
壊相達の死を察知出来たのは、脹相の術式の影響で、血の繋がった兄弟の異変を感じ取ることが出来るからですが、その現象が何故か虎杖にも生じたのでした。
「存在しない記憶」とは、あるきっかけを経て、記憶がフラッシュバックする現象であると芥見先生は明言されているため、恐らく「虎杖の死を感じ取る」という強烈な出来事によって、「虎杖が兄弟だという記憶」がフラッシュバックしたものと思われます。

そしてフラッシュバックした記憶はもう一つありました。
それは、夏油の額にある縫い目と同じものが、母と呪霊の間に血を混ぜた憎むべき相手・加茂憲倫にもあったこと。
加茂憲倫が肉体を転々として生き永らえているということは、乗っ取られた肉体の中に、虎杖の親がいたというのも有り得ない話ではなく、そしてそれはつまり、虎杖も血の繋がった自分の弟なのだ、という結論に行き着いていたのです。
その後、加茂憲倫も羂索に肉体を乗っ取られた被害者の1人であることが分かり、更に虎杖の母親と思われる女性の額にも、夏油や加茂憲倫に似た縫い目があることまでは判明しています。
こうして虎杖を弟と認識した脹相は「全力でお兄ちゃんを遂行する!」と、命懸けで虎杖を守っています。

そして渋谷事変後、宿儺が伏黒を使って何かを企んでいることに気付いた虎杖は、宿儺が大量殺人を犯した事も踏まえ、「俺はもう皆とは一緒にいられない」と1人、階段に座り込んでいました。
そんな虎杖に寄り添った脹相。
虎杖は脹相にも、”弟を殺した俺と一緒にいていいのか”と問いかけますが、脹相は「いい、アレは事故だ。壊相も血塗も俺の立場なら同じようにしたはずだ」「赦す赦さないじゃない。兄弟とはそういうものだ」と、兄の鏡とも言うべき言葉を掛けています。

呪術廻戦 脹相(ちょうそう)の最新の状況 2021年10月時点

天元の護衛に

渋谷事変が終わって始まった、未曾有の呪術テロ・死滅回游の平定に乗り出した虎杖に、脹相も協力しています。
平定に向けてどうしたらいいかを天元に仰ぎたい、という虎杖達でしたが、天元のいる薨星宮は天元の結界で隠されているため、どうやって辿り着くかを悩んでいました。
そこで脹相は、薨星宮までの道中に忌庫があり、そこには呪胎九相図4番から9番の弟達が封印されているため、脹相の術式の副次効果で弟達の気配を辿れば、薨星宮にも行きつけるはずだと提案。
交流会中に真人が忌庫に潜入した時に使った作戦を応用したのです。
そこまで話した所で、その場にいた真希が「それはいいとして、コイツは誰だ」と当然の疑問を述べます。
虎杖がそこで、「とりあえず俺の…兄貴ってことで…」と言うと、脹相は感動のあまり「悠仁ー!!」と絶叫してしまいました。

こうして薨星宮へと向かう途中、忌庫に眠る弟達に「後で迎えに来る、もう少し待っててくれ」と脹相は声を掛けています。
そしていよいよ天元の元に辿り着いた脹相達。
天元は、羂索の目的や獄門疆の解き方を伝える代わりに、特級の実力を持つ、九十九由基、乙骨憂太、脹相の内2名に、自らの護衛をして欲しいと言います。
しかしそれは何も、自らの保身の為のみではありません。
羂索の目的は、人類と天元を同化させること。
その方法として、星漿体との同化が失敗し、進化して呪霊に近い組成となったことで、羂索が乗っ取った夏油の術式「呪霊操術」の対象となった天元を取り込んで操り、強制的に人類と同化させようと企んでいるとのことでした。
天元が呪霊操術で羂索に取り込まれるというのは、取り返しのつかない事態です。
天元は結界術で身を隠していますが、羂索も天元に次ぐ結界術の使い手であるため、いつ薨星宮の封印を解いてくるかも分らぬ状態である上に、羂索の術師としての実力を考慮すると、接触した時点で取り込まれるかもしれません。
その為に特級2人の護衛を必要としていたのでした。
そこで脹相は、虎杖には乙骨か九十九の力が必要であると考え、自分が護衛として残ることを選択しています。
憎き加茂憲倫及び羂索が天元の元に現れる可能性があるのならば、自分が残るべきだとも考えていたようです。
そして、羂索に話があるという九十九も、脹相と共に天元の護衛につくことが決まりました。
天元の元に残る脹相と、死滅回游の平定に直接乗り出す虎杖はここでお別れです。
立ち去る前に、虎杖は脹相の方を振り返り「ありがとう。助かった」と伝え、脹相は「…死ぬなよ」と微笑みました。
かっこいい返しだったのですが、虎杖の姿が見えなくなった後、脹相は泣いており、九十九に「泣いてんの?」と言われています。

呪術廻戦 脹相(ちょうそう)についての考察

脹相は記憶を操作されている?

加茂憲倫の額にも縫い目があった事を思い出し、夏油の中身が加茂憲倫の中身と同一人物だと看破した脹相でしたが、なぜ、「加茂憲倫の額の縫い目」という大切なことを忘れてしまっていたのでしょうか?
その理由について「脹相は羂索に記憶を操作されているのではないか」という説が浮上しました。
根拠は2つ。
1つ目は、羂索が美々子と菜々子に対して放った「君達の頭まで空っぽにした覚えはないんだがね」というセリフです。
単純に美々子と菜々子を馬鹿にしているだけのようにも思えますが、それにしては意味深で、まるで他にも、頭を空っぽにした人物がいるかのような言い方にも聞こえます。
そしてその人物こそ、脹相ではないか、といわれているのです。
2つ目の根拠は、脹相の初登場シーンです。
この時脹相は、何故か頭に包帯を巻いて登場しています。
受肉したばかりの筈なので、戦闘による怪我というのは考えにくく、羂索が記憶を操作するために脹相の脳を弄っていて、その時に負った傷に巻かれたものではないのか、と考えられています。
以上の2つから、脹相が記憶を操作されている説が囁かれるようになったのですが、確かに羂索からしてみれば、自分と加茂憲倫が同一人物であると脹相にバレるのはデメリットでしかないはずなので、記憶を操作して脹相を利用していた、というのは有り得るかもしれませんね。

呪術廻戦 キャラ解説(ネタバレ注意)