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呪術廻戦 漏瑚(じょうご)完全解説!能力/強さ/五条悟との関係/現在の状況は? 最新情報ネタバレ

呪術廻戦 漏瑚(じょうご)概要/プロフィール

呪術廻戦 漏瑚(じょうご)の概要

「大地」への恐れから生まれた未登録の特級呪霊で、真人の仲間です。
甘く見積もっても宿儺の指8、9本分の強さを有し、多くの人を惨殺した凶悪な呪霊ですが、小柄な体格と一つ目のやや愛らしい顔、怒ると「ポッポー」という効果音と共に頭が噴火してしまうなど、どことなく憎めない雰囲気があります。

呪術廻戦 漏瑚(じょうご)のプロフィール

名前 漏瑚(じょうご)
発生源 大地
階級 特級呪霊
身長 小柄(約175㎝の伏黒よりも少し背の高い脹相の肩くらい)
嗜好・興味 呪具集め
嫌いな物 人間、特に五条

同じ特級呪霊でも、ほとんど人間の男性と変わらない容姿をしている真人に対し、漏瑚は一つ目で、頭は富士山のような形をしていて、耳にはコルクがあるなど、呪霊らしいビジュアルをしています。
漏瑚を初めて見た虎杖は「富士山!頭富士山!」と衝撃を受けていました。
また、身体能力が高いにも関わらず、杖を付いているシーンがありましたが、これについて芥見先生は「あれは漏瑚の蒐集物の1つです。オシャレみたいなものだと思って下さい」とコメントされています。
「呪具集め」を嗜好・興味に挙げている漏瑚ですので、この杖もなんらかの呪具だったのかもしれません。

呪術廻戦 漏瑚(じょうご)の生い立ち

発生源は「大地」

漏瑚は、人々の「大地」に対する恐れから生まれた呪霊です。
真人は以前、大地への恐れから生まれた漏瑚、森への恐れから生まれた花御、海への恐れから生まれた陀艮は、向けられた呪力が大き過ぎるが故に、形を付ける前に知恵を付け、今まで息を潜めてきたのだと語っていました。
そして彼らはみんな、「誇らしい俺の仲間」なのだと続けています。
漏瑚や真人達は、当然のように人語を解し、徒党を組んでいますが、通常の呪霊は人間の言葉は喋れないですし、他者と手を組むほどの知恵はありません。
こうして知恵を得た漏瑚たち未登録の特級呪霊達は、真人をボスにおいて仲間となっているのです。
また、真人達は夏油に扮した羂索とも手を組んでいますが、真人に夏油を紹介したのは漏瑚であり、漏瑚には羂索の方から接触しています。
羂索は真人達の事を「呪霊の分際で」などと見下していますが、真人達もお互い様なので、問題はないんだとか。
仲間意識がきちんと芽生えている真人・漏瑚・花御・陀艮に対し、羂索とはあくまでもビジネスライクな関係だそうです。

呪術廻戦 漏瑚(じょうご)の人物像・エピソード

漏瑚の信念

漏瑚には「呪いこそが真に純粋な本物の人間である」という確固たる考えがあります。
人間が表に出す正の感情や行動には必ず裏があるため、人間は「噓で出来ている」のに対し、憎悪や殺意などの負の感情は偽りのない真実であり、そこから生まれ落ちた呪いこそが「真に純粋な本物の人間である」というのです。
そして偽物である人間は「消えて然るべき」であるとも考えています。
その為、漏瑚は”人間になりたい”訳ではなく、”人間の位地”にいるのは呪いであるべきだと考え、呪術師を打ち負かそうとしていたのでした。
こういった考えに基づいて行動しているため、人間を殺す事はなんとも思っておらず、特に理由もなくファミレスにいた人間全員を焼き殺すなど、非常に残忍な行動も見られています。

漏瑚は可愛い?

そんな漏瑚ですが、どこか憎めないようなコミカルな一面や、思わず可愛いと思ってしまうようなシーンも描かれているんです。
例えばファミレスでの羂索とのやり取り。
羂索が、五条を封印するための手段として、特級呪物・獄門疆を所持していると聞くと、呪具集めが趣味の漏瑚は大興奮。
「持っているのか!あの忌み物を!」と笑顔になっただけでなく、”ポッポー”というなんともコミカルな効果音と共に、頭の火山を噴火させていました。
そして、五条は自分が殺害するから、その代わりに獄門疆をよこせ、と羂索に申し立て、「いいけど。死ぬよ、漏瑚」と警告されていたにも関わらず、五条に戦いを挑みます。
羂索曰く漏瑚は「甘く見積もっても宿儺の指8、9本分の強さ」とのことでしたが、相手は現代最強の呪術師です。
無下限呪術を扱う五条に、もちろん漏瑚の攻撃が当たることはなく、赤子の手をひねるが如くあっという間に追い詰められ、五条の「赫」を喰らって吹き飛ばされてしまいます。
漏瑚は、羂索の警告は眉唾ではなかったのだと実感するのでした。
更にそこに、「ごめんごめん、待った?」などと余裕をかましながら戻ってきた五条は、なんと虎杖を連れて来ていました。
これを見た漏瑚は、宿儺の器を殺せないという自分達の作戦が漏れ、盾として連れて来たのではないか、と勘繰り「なんだそのガキは。盾か?」「自ら足手纏いを連れてくるとは愚かだな」等と言ってみた所、五条は笑いながら「大丈夫でしょ。だって君、弱いもん」と一言。
これを聞いた瞬間、激怒した漏瑚はまた”ポッポー”と音を鳴らしながら、「舐めるなよ小童が!そのニヤケ面ごと飲み込んでくれるわ!」と怒鳴り、頭と耳が噴火。
怒りに任せて領域を展開します。
ですが実は五条はこの時、「課外授業」として虎杖に領域展開が何たるかを見せようとしており、わざと漏瑚を怒らせて領域を展開させていたのです。
更にその後、五条が展開した領域に押し負け、首を千切られて殺されかけることとなりました。
五条の煽りにまんまとブチ切れてしまい、五条の思惑通り領域展開をした挙句、返り討ちに遭って瀕死の状態にまで追い込まれた漏瑚。
真人は漏瑚について「素直で可愛いじゃない」なんて言っていましたが、まさにその通りで、「どこか憎めない」と感じている読者も多いようです。

呪術廻戦 漏瑚(じょうご)の関係者

真人、花御、陀艮

漏瑚の仲間達です。
目的を達成する為に徒党を組んでいる彼らですが、その間に「仲間意識の様なものはあるのか」という質問に対し、芥見先生は「ありよりのありです」と回答されています。
中でも真人との関係性は親子、もしくは孫と祖父の様なもの。
温泉の側でキセルをふかせていた漏瑚の元に、全裸の真人が「漏瑚ー!」と無邪気にダッシュしてきて、温泉にダイブし、漏瑚は水飛沫でびしょびしょになるも、「やれやれ」といった様子で咎めることはしていませんでした。
まるでやんちゃな子供と、保護者のようです。

また、渋谷事変では花御と共に五条に挑んだ漏瑚。
漏瑚は羂索から、五条を獄門疆に封印するための隙を作るよう指示されていました。
獄門疆の封印条件は「封印有効範囲内半径約4mに、対象を1分間留めておくこと」であり、それを頼まれた時、漏瑚は「よもや、その無理難題を押し付けるために手を組んだのではあるまいな?」と激怒。
一度五条に完敗し、殺されかけている漏瑚は、五条に対する恐怖心が強く生まれていたようです。
ただ、1分間といっても「脳内時間での1分」であり、五条を物理的に1分間留めておく必要はなく、とにかく五条を迷わせ、考えさせ、獄門疆を彼の前に投げ込む「隙」さえ作ればよいとのことでした。
そこで漏瑚は、花御、脹相と協力し、「領域展延」を駆使するなどしながら、五条相手に時間稼ぎをしていきます。
しかし、そんな状況でも五条の強さは圧倒的で、花御がみるみる追い詰められていき、それを横目で見た漏瑚は、「五条悟!こっちを見ろ!」と人間に炎を向けて人質に取り、五条の意識を花御から逸らして守ろうとしましたが、次の瞬間には花御は殺されていました。
花御が跡形もなく消え去るという現実を目の当たりにし、漏瑚は「花御…」と愕然としています。
その後、「花御の死を無駄にするな」と奮闘していました。
こうして花御が死亡した後、今度は陀艮が甚爾、恵、真希、七海、直毘人らによって祓われた現場に居合わせた漏瑚。
消えゆく陀艮を見て「逝ったか…陀艮」と瞳を暗く落とし、「100年後の荒野でまた会おう」と別れの言葉を告げました。
そして、陀艮の仇である七海達を恐ろしい眼光で睨み付け、一瞬で焼いています。
花御や陀艮を失った悲しみや恨みを感じさせるシーンでした。

呪術廻戦 漏瑚(じょうご)の能力

炎を操る術式

漏瑚の術式は、灼熱の炎やマグマを操る術式です。
自分の掌や、壁や地面など好きな場所に設置した火口から、高熱の炎やマグマを噴出し、標的を一瞬で焼き尽くします。
本人の身体能力も高く、移動速度などもずば抜けており、1級呪術師の七海ですら対応出来ないほどのものでした。
本編での戦闘が五条や宿儺など、作中最強キャラクターとばかりだった為、どことなく”噛ませ犬”感が生まれてしまった漏瑚。
しかし芥見先生曰く、逆に漏瑚が強すぎるため、戦闘で充てられるのが五条と宿儺くらいしかいなかった、とのことでした。

「火礫蟲」

蠅のような形状をした呪霊を対象に放つ技です。
呪霊は大音量で絶叫した後、自爆する仕組みになっており、音と爆発の二段構えとなっています。

極ノ番「隕」

巨大隕石を対象に落とす技で、四方一町が灰塵と化す程の威力を誇ります。
渋谷事変での宿儺戦で使用した際に漏瑚は「宿儺といえど、無傷では済むまい」と呟いていましたが、宿儺にはそもそも攻撃が当たっていませんでした。
ただ漏瑚の呟きに対し宿儺は「当たればな」と返しており、「無傷では済むまい」という言葉を否定はしていませんでした。
この事からも「隕」の凄まじいパワーを推しはかることが出来ます。

領域展開「蓋棺鉄囲山」

漏瑚の領域展開では、活火山の火口内部の様な空間を展開します。
隕石などの攻撃が必中効果をまとっているのはもちろん、並の術師であれば引き込まれた時点で焼き切れてしまうほど強力な生得領域となっています。

領域展延

自身の身体に膜の様に薄く領域を展開し、領域展開の必中効果を中和させたり、触れた対象の術式も中和することができます。
発動中でも自由に行動できますが、領域展延中は生得術式を発動することは出来ません。

呪術廻戦 漏瑚(じょうご)の現在の立ち位置 2021年10月時点

「呪いの時代」を到来させたい

先述した通り、漏瑚の目的は「呪いの時代」を到来させたい、というもの。
同じ思想を抱いている真人や、最終的な目的は違うものの、人類を滅亡させたいと考えている花御とは利害が一致しています。
また、漏瑚や真人は、もしも自分達が全滅したとしても、100年後の荒野で笑うのは何も自分達である必要はなく、呪いが人として立っていればそれでいい、という堂々たる考えも持っています。

こうして仲間になった漏瑚達。
その後、羂索から漏瑚に声を掛ける形で手を組んでおり、その羂索から、目的を達成するためには、満たすべき条件が2つある、と言われます。
その条件とは「五条悟を封印すること」と「両面宿儺、及び虎杖悠仁を仲間に引き入れること」であり、漏瑚はこれらをクリアすることをひとまず目標に据えて行動していました。

呪術廻戦 漏瑚(じょうご)の最新の状況 2021年10月時点

宿儺に敗れ死亡

羂索の計画の元、五条の封印に成功した漏瑚達。
残るは虎杖を仲間に引き入れるというミッションです。
漏瑚は羂索から、普段虎杖は宿儺を制御できているものの、一度に大量の指を取り込めば適応が追い付かず、一時的ではありながらも肉体の主導権が宿儺に移るはずだ、と聞かされていました。
しかし、渋谷事変中に美々子と菜々子が、気を失っている虎杖に、宿儺の指を勝手に飲み込ませるという事態が発生。
そこで漏瑚は予定を変更し、自身が持っている10本の指を、今ここで飲み込ませることにします。
すると羂索の言う通り、宿儺が一時的に肉体の主導権を握ることに。
「指の礼」と言って話を聞いてくれた宿儺でしたが、美々子と菜々子の願いは、宿儺にとっては指1、2本分では足りない「不快な指図」に値してしまい、瞬殺されます。
残る漏瑚の話も聞こうとした宿儺でしたが、漏瑚は「用はない」と答え、肉体の主導権がある内に、主導権を永劫奪えるような縛りを虎杖との間に科すように助言しました。
漏瑚は真人と共に、「宿儺さえ復活すれば、例え自分達が全滅したとしても呪いの時代がやって来る」と確信しており、宿儺を復活させるべく、このような助言をしたのです。
しかし宿儺は「必要ない」とバッサリ切り捨てており、漏瑚は「えー?」と困惑していました。
ですがその後宿儺は、一撃でも宿儺に攻撃を入れることが出来れば、指の礼として漏瑚達の下についてやる、という約束をします。
こうして漏瑚VS宿儺の戦いが勃発。
宿儺の指、8、9本分の強さがある漏瑚ですが、宿儺は現在15本の指を取り込んだ状態。
漏瑚も奮闘したものの、力の差は圧倒的でした。
最後に宿儺は「オマエの得意で戦ってやろう」と、炎の様なものを構え、火力勝負になりましたが、漏瑚は敗北。
死後の世界で、先立っていた花御や陀艮と再会します。
そこで「再び生れ落ちる時、我々はもう我々ではない」「それでもまた逢える日を心待ちにしているぞ」「我々こそ、真の人間だ」と告げました。
そこに現れた宿儺は、そんな漏瑚の意思を「くだらんな」と一蹴し、「オマエは焼き尽くすべきだったのだ」「五条悟に行き着くまで、未来も種もかなぐり捨ててな。理想をつかみ取る”飢え”。オマエにはそれが足りてなかった」と指摘します。
これを聞いた漏瑚は、いつものようにムキになって反論するのかと思いきや「そう…かもしれんな」と悲しげに視線を落としていました。
しかし、宿儺はそんな漏瑚に「だが、まぁ楽しめたぞ。人間、術師、呪霊、千年前戦った中ではマシな方だった」「誇れ。オマエは強い」そう伝え、漏瑚の強さを正当に評価したのです。
この言葉に漏瑚は思わず涙を流しており、「何だ、これは」と困惑していました。
宿儺の言葉や漏瑚の涙に、悪役ながらも思わず感動してしまう最期です。

呪術廻戦 漏瑚(じょうご)についての考察

涙の訳

死に際に漏瑚が流した涙。
漏瑚本人も「何だ、これは」と困惑していましたし、宿儺も「さぁな。俺はそれを知らん」と返していました。
では、この涙は一体どういうものだったのでしょう。
漏瑚の涙も、人間の涙と同じような意味があるものだとすれば、宿儺が自分を評価してくれて、感極まって流れたものではないか、と考えることが出来ます。
思い返してみれば漏瑚は、五条に戦闘を挑むも「君、弱いもん」と煽られた上に完敗し、ひどく矜持を傷付けられています。
そして渋谷事変でも、先に死んでいった花御や陀艮の思いを背負い、宿儺と勝負をするも、終始圧倒され、敗れました。
漏瑚は結局、何も成し遂げられなかったのです。
そんな中で、一目置いていた宿儺が「オマエは強い」と評価してくれたことで、どこか救われるような気持ちになったのかもしれませんね。
ビジュアルこそ人間とはかけ離れている漏瑚ですが、その心は人間と通ずるものがあったのかもしれません。

呪術廻戦 キャラ解説(ネタバレ注意)