呪術廻戦

呪術廻戦 秤金次(はかり きんじ)| 呪術高専東京校3年生 術式・領域展開・強さは?完全解説!

呪術廻戦 秤金次(はかり きんじ)概要/プロフィール

呪術廻戦 秤金次(はかり きんじ)の概要

東京都立呪術高等専門学校の3年生です。
特級呪術師の五条が「僕に並ぶ術師になる」と言い、同じく特級呪術師の乙骨が「ノッている時は僕よりも強いよ」と言うほどの高い実力の持ち主。
ただ、約1年前から停学を食らっており、本編には渋谷事変後までほとんど登場しませんでした。

呪術廻戦 秤金次(はかり きんじ)のプロフィール

名前 秤金次(はかり きんじ)
等級 不明
年齢 19歳?(現在高専3年生で、中学でダブっているため)
誕生日 不明
出身地 不明
身長 180㎝以上か(約173㎝の虎杖よりも明らかに大きい)
体重 不明
趣味・特技: 不明

秤の姿が最初に登場したのは第11話で、五条が秤を思い浮かべながら話すシーンで横顔だけが描かれています。

この時は黒髪に短めの髪でしたが、渋谷事変後に初登場となった時には、髪の毛は明るくなっており、ゴージャスな上着を羽織っていて、とても高校生とは思えない程イカついビジュアルになっていました。
SNSなどでは「この1年で急に垢抜けた」などとも言われています。
秤は実年齢よりも老けて見えますが、留年はしていないそうです。

呪術廻戦 秤金次(はかり きんじ)生い立ち

停学を食らっている問題児

交流会は、本来2、3年生がメインのイベントですが、東京校は3年の秤達が停学を食らって不在だったため、虎杖達1年生が代わりに出場しました。
何故秤が停学になったかというと、1年前に呪詛師・夏油が起こした百鬼夜行の対応で京都に出向した際、保守派の人物と揉めた上、ボコボコにしたから、とのこと。
京都の保守派といえば楽巌寺ですが、もしかしたら学長である楽巌寺をボコしてしまったのかもしれません。
このエピソードを聞くとかなりの問題児である印象を受けますが、五条は秤について、乙骨や虎杖と同様に「僕に並ぶ術師になる」と言っており、その実力を評価し、大きな期待を寄せていました。

呪術廻戦 秤金次(はかり きんじ)の人物像・エピソード

「熱」を愛する

秤はかなりのギャンブラーであり、賭け事に大きな情熱を持っていて、「熱」を愛しているのだと語っています。
その「熱」とは一体どういったものなのでしょうか。
例えば「1日1時間あることをするだけで月収100万円に」という話があったとして、その「あること」を知るために20万円の情報商材を買わなければならない、という条件が設けられていたとします。
これは典型的な詐欺で、騙す側は金持ちを装って、「金持ちの成り方」を売って金を手に入れる、という仕組みです。
考えればすぐに分かりそうなものですが、騙されてしまう人はおり、その全ては「熱」のせいだと秤は言います。
騙す側も騙される側も持っている「ここで人生変えてやろう」という「熱」なのだと。
こうして「熱」のせいで人は判断を誤りますが、その「熱」がなければ恋1つすることは出来ません。
だからこそ秤は、そんな「熱」を愛している、と語っています。
そしてよりダイレクトな「熱」のやりとりこそ、ギャンブルであり、生きることはギャンブルだと言い切りました。
賭け事を嫌悪している者は、根本を間違えており、彼らが憎んでいるのは賭け事そのものではなく”敗北”と”破滅”なのだとも。
ややカッ飛んだ発想ではありますが、筋は通っていますよね。
ただ、それを聞いた虎杖は「出来るだけ穏やかに暮らしたい人もいるんじゃ…」とやんわり反論しましたが、秤は「んな奴知らないね」とそっぽを向きました。
そしてその「熱」が動かされる事を好み、「熱」が冷めることを嫌う男が、秤金次という人物です。

虎杖の戦いっぷりを見て、久しぶりに「熱」を突き動かされた秤。
「熱は熱いうちに…だ」と、「鉄は熱いうちに打て」を本気で間違えているのか、敢えてもじっているのか分からない言葉を吐くと、隣にいた綺羅羅に「それ馬鹿っぽいからやめな」と突っ込まれていました

元カノの存在

虎杖に「熱」を突き動かされた際「こんなにザワつくのは、元カノがリボ払いしまくってた時以来だ」とこぼしていた秤。
また、「賭け事を嫌悪して俺をフッた女は山程いるが」とも発言しており、どうやらそれなりに女性経験があるようです。
この設定が掘り下げられるような展開があるのかは分かりませんが、高専生には珍しいタイプのように感じます。

呪術廻戦 秤金次(はかり きんじ)の関係者

星綺羅羅

東京校の3年生、秤の同級生です。
秤の事を「金ちゃん」と呼び、慕っている様子。

熱くなっている秤が大好きだと言い、虎杖の試合を見て秤が熱くなったことが嬉しかったようで、ご機嫌で虎杖を秤の元に案内していました。
しかし、最初に虎杖と一緒にいた恵が、駐車場内にこっそり侵入していること、更に高専生であるパンダと一緒に行動していることに気付き、虎杖と恵が高専関係者であると見抜くと態度が一変。
高専関係者と揉めている秤を陥れようとしているのかもしれない、と、秤に電話を掛けて危険を知らせようとします。
すかさず恵が玉犬を出し、電話を阻止したかと思われたのですが、実は綺羅羅から秤へのTEL番での着信は「異常事態の合図」であり、通話をしなくとも、綺羅羅は秤に合図を送ることに成功していたのでした。
密かに合図も決めているほど、2人は連携が取れているようです。

また、綺羅羅は、秤を嫌う上層部を嫌っています。
ですが「上の連中は嫌いだけどね、なんやかんや高専で人助けしてた金ちゃんが一番熱かった」とも語っていました。

呪術廻戦 秤金次(はかり きんじ)の能力

術式の詳細は不明

秤の術式について、細かな情報は明かされていません。
その為まずは、戦闘シーンや既に判明している情報について解説し、後ほど詳しく考察していきます。

虎杖との戦闘シーン

秤が術式を使ったのは、虎杖との交渉が決裂したシーンです。
まず、秤の飲んでいたグラスが虎杖に飛んできて、秤が手を前に出して構えると同時に、電車の扉のようなものが突然虎杖の横に現れます。
後ろに下がって避けた虎杖でしたが、今度は上下に扉が現れ、首をギロチンの様に挟まれてしまい、身動きが取れなくなっていました。

ザラついた呪力

五条によれば秤の呪力は、他の者の呪力よりも「ザラついている」とのこと。
その為、秤に殴られると、威力の大小以前に、ヤスリのついたバットで殴られているかのように痛むそうです。

呪術廻戦 秤金次(はかり きんじ)の現在の立ち位置 2021年11月時点

停学中に賭け試合の胴元をしていた

渋谷事変後に羂索が仕掛けた未曾有の呪術テロ・死滅回游。

その平定に向けて秤の協力を得るべく、虎杖と恵は、天元に秤の現状を聞き、交渉に向かいます。
天元によれば、秤は今、栃木県の立体駐車場跡地で「賭け試合」の胴元をして金を稼いでいる、とのこと。
賭け試合とは、術師同士を戦わせ、その勝敗を客に賭けさせるもので、その客は基本非術師だと言います。
これは思い切り呪術規定8条「秘密」に抵触しているものです。
秤は時に、この「賭け試合」の脚本を書いて「八百長」も行っていました。
また、停学真っただ中であることと、現在進行形で呪術規定を破っているため、高専関係者を非常に警戒しており、基本的には屋上にあるモニター室にて賭け試合の全貌を監視しています。
虎杖や恵が賭け試合に潜入しようと、入り口で見張りとやり取りしていた時も、モニター室から全て見ていました。

その後、賭け試合の出場者として潜入した虎杖。
試合の様子を見ていた秤は、虎杖が”魅せる戦い方”をしていたことで「熱」が高まり、虎杖を自らの元に呼びつけます。
虎杖からすれば、死滅回游の平定への協力を交渉するチャンスです。
そこで秤は虎杖に「俺は”熱”を愛している」と言いました。
秤にとっての「熱」は「ギャンブル」であり、「ギャンブル」とは「人生」、そして「愛」とは「支配」なのだ、とも言い、ゆくゆくはこの賭け試合で、この国の”熱”を支配したいのだと、自らの野望を語ります。
そして渋谷事変後、呪霊が溢れかえり、呪霊の存在が公表されて総監部が機能していない今は、事業拡大のチャンスだと捉えており、あらゆる障害を潰し、来たる呪術規定の改定に乗じて、賭け試合の存在を公に認めさせるつもりだというのです。
その計画のため、優秀な駒を欲しており、虎杖が見染められたのでした。
しかし、虎杖の目的は、秤に死滅回游平定に協力して貰うことです。
何とか切り出そうとしますが、そこで秤の携帯が綺羅羅からの着信を知らせました。
先ほども述べた通り、綺羅羅からのTEL番での着信は、異常事態の合図です。
そこで秤は虎杖にカマをかけます。
「知ってるか?五条悟も下戸なんだ」と。
秤に警戒されないよう、高専関係者であることを隠していた虎杖は「へー?五条って誰?」ととぼけましたが、秤は「五条悟を知らない術師がいるかよ。何で知らないフリした?オマエ、高専の回しもんか?」と見抜かれてしまいました。
秤の座学のスキルは、ファンブックによれば10点中2点で高専生の中で最下位でしたが、とてもそうは思えない誘導尋問です。
そこで2人の交渉は決裂。
話を聞けよ、という虎杖に「やだね。冷めちまってるからな…!」と、秤は襲い掛かります。

呪術廻戦 秤金次(はかり きんじ)の最新の状況 2021年11月時点

虎杖の”熱”に動かされる

虎杖が高専の人間だと分かるなり、猛攻を仕掛ける秤。
虎杖は、これは戦いではなく、秤に認めて貰う為の「儀式」だと捉えており、秤が折れるまで、避けることも、反撃することもやめていたのです。

そこで秤は、虎杖が立っているうちは話を聞いてやる、と言い、なぜ自分を頼るのかと問いかけました。
対する虎杖は「先輩達がアンタを強いと言ったからだ」と答え、秤は「術師が術師にするお願いは”一緒に命を懸けて下さい”が前提だろーが!」「テメェは俺に命を懸けさせるだけの”熱”を、今!ここで!伝えなきゃなんねぇんだよ!」と怒鳴り、それが「人に言われてきた」というのは言語道断、「夜蛾のオッサンは何してんだよ!こういうヘタレは間引いとけや!」と激怒しました。

しかし虎杖は静かに「俺は部品だ」と一言返し、更に秤に殴られます。
それでも立ち上がった虎杖は「俺は部品だ。部品には役割があんだろ。呪いを祓い続ける俺の役割。それに秤先輩が必要だっていうのなら、アンタが首を縦に振るまで付き纏う」と、秤の目をまっすぐに見て伝えました。
そして秤は「コイツ…!これが部品の”熱”かよ…!」と衝撃を受けます。

そこで綺羅羅が声を掛けるのです。
「金ちゃん。熱くなってるんじゃない?」と。
そして秤は「”熱”に噓はつけねぇ!」と素直に認め、虎杖達と取引してくれることとなりました。

五条の封印、夜蛾の死に大ショックを受ける

虎杖、恵、パンダから、五条の封印や夜蛾の死を聞き、ショックを受けていた秤。

停学中だからか、そういった情報が入って来ていなかったようです。
しかしパンダが「大丈夫だ」と言うと、「オマエがそう言うなら俺達はなんも言えねーよ」と言いつつ、「にしても世話んなった人らが悉く…。こんなに凹んだのはヤックルの尻に矢がブッ刺さった時以来だよ」と肩を落としました。

虎杖達と同様、五条や夜蛾とは良好な関係にあったようです。
ちなみに「ヤックル」とは、「もののけ姫」に登場するアシタカの相棒の事を指していると思われます。
非常に愛らしいカモシカのようなビジュアルをしているのですが、お尻に矢が刺さってしまう痛々しいシーンがあるのです。
あのイカつい見た目で「もののけ姫」を見ていて、痛々しいヤックルの姿に胸を痛めていた、という秤。
可愛いギャップを感じさせるセリフでした。

そして、現在そんな危機的状況にあることを聞き、死滅回游の平定に協力することを決めた秤。

しかし条件として、死滅回游が片付いた後は、「呪術規定の改定に乗じて賭け試合を公に認めさせる」という自分の目的に協力して貰う、と持ち掛けます。
これを聞いた恵は「どうあれそこまで難しくはないと思いますよ」「俺、禪院家当主です」と一言。
それを聞いた秤は、今日一番の衝撃を受け、御三家さえついてくれれば呪術規定の改定など”ちょちょいじゃねぇか”と考えます。
そして「伏黒君!仲良くしようネ」と、手に顎を当てて瞳を輝かせました。
その後もしれっと「伏黒きゅん」と呼んでいます。
しかし、この翌日に真希が禪院家を破壊したため、秤の目論見は一瞬の夢として散ることとなります。

そして作戦会議の結果、既に100点を所持している術師を伸して、その得点を使って津美紀が術式を剝奪されずに済むよう「プレイヤー間での点の譲渡を可能にする」ルール、更に津美紀が死滅回游を抜け出せるようなルールを追加すること、そして五条解放の手立てである「天使」を探すこと、を目標として据えることに。
そこで秤は、自分とパンダが、100点を持っている術師・鹿紫雲一と天使がいる東京第2コロニーに、虎杖と恵が、鹿紫雲と同じく100点を持っている術師・日車寛見がいる東京第1コロニーに入るよう指示を出します。
その根拠とは、単に100点を持っている日車に対し、鹿紫雲は200点を一度所持し、そこから100点を消費してルール追加をして、現在100点となった術師なので、恐らく一番強いのは鹿紫雲であるため、その鹿紫雲と自分が戦うのが順当だと判断していたからです。

また、パンダは鼻が利く為、天使のいるコロニーに入って天使探しに注力するようにも伝えています。
また、先にコロニーに入っている乙骨から連絡がないため、結界内は携帯が使えないであろうと推測し、外部の状況を把握できる人物も必要だとして、綺羅羅には外で待機するよう命じました。
秤の頭のキレが抜群で、かなり完璧な作戦です。

そして秤は現在、パンダと共に東京第2コロニーへと突入し、死滅回游への参加を宣言しています。

秤金次(はかり きんじ)についての考察

秤の術式について

先ほど述べた通り、未だ術式名さえ明かされていない秤の能力について、本編中のセリフや芥見先生のコメントから、様々な考察がなされているんです。

ニューテクと絡む術式

恵、パンダ、綺羅羅の会話の中で、何故秤が保守派と揉めたのかについて触れられました。
パンダによると、保守派の”保守”というのは、呪術規定に対しての”保守”のみならず、「呪術とはこうあるべき」という思想があるのだといいます。

釘崎の「藁人形と五寸釘を使った術式」のような呪術らしい呪術を好んでいるようです。
そしてそれに反するもの、例えば「呪いのビデオ」のように、時代が進んだことによって呪術がニューテクと絡んでいくことを嫌っており、それが術式にまで及ぶと尚更容認できず、秤の術式はまさにその典型であり、だからこそ保守派と秤は揉めたのだ、と言われていました。
つまり秤の術式は、ニューテクと絡むものだということが分かります。
先ほど述べた、虎杖との戦闘シーンで秤が顕現させた「電車の扉」は、まさにニューテクですよね。

コンプラ的にNG

こちらは芥見先生が「漫道コバヤシ」という番組にご出演された際のコメントで、秤の術式は、コンプラ的にNGになる可能性がある、といった旨の発言をされていました。
「コンプラNG」、「秤はギャンブラー」という情報から、術式もギャンブルに関わるものなのではないか、と考察されています。

結論:秤の術式は「戦闘能力の数値を左右するもの」説

ここまで出てきた、「術式もギャンブル絡み説」と、秤が「熱」を愛しているという発言をしていること、乙骨の「”ノッてる”時は僕より強いよ」という発言を合わせて、「相手や自分の攻撃力及び防御力などの数値を、サイコロの目などの数値に合わせて左右するもの」ではないか、と考えられているんです。
つまり、秤の「熱」が上がっている時=乙骨の言う「ノッている時」=サイコロなどで出た数値が自分に有利な時、で、そういう時は秤の戦闘力が上がるような術式、ということです。
パチンコで言うと、「確変」が出た時の「熱さ」が戦闘力に直結するようなイメージです。
「電車の扉」自体ではなく、この仕組みそのもが「ニューテク」という意味とも取れます。

これを虎杖との戦闘に照らし合わせると、この時の秤の熱は冷めている状態だったので、顕現できたのが「電車の扉」という攻撃力の低いものだったのではないでしょうか。
「熱」が高まっている状態だったならば、電車の扉ではなく本当のギロチンが顕現し、虎杖がピンチに陥っていたのかもしれません。
更に、芥見先生は、秤の術式は苗字にも少し関わっている、とも発言されていました。
もし本当に戦闘能力の数値を弄る類の術式であれば、自分と相手を「秤」にかけるようなものですので、芥見先生の発言とも矛盾は生じていないように思います。

呪術廻戦 キャラ解説(ネタバレ注意)