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呪術廻戦 西宮桃(にしみやもも)完全解説!声優・能力・死亡?最新の状況

呪術廻戦 西宮桃(にしみやもも)概要/プロフィール

呪術廻戦 西宮桃(にしみやもも)の概要

京都府立呪術高等専門学校の3年生です。
「私、空を飛ぶのが好きなの」な髪型をしていて、魔女っ子のようなビジュアルをしている小柄な少女。
非常に仲間思いな上に、可愛らしい見た目に反し負けん気が強く、仲間を貶すような相手には容赦しません。

呪術廻戦 西宮桃(にしみやもも)のプロフィール

名前西宮桃(にしみやもも)
年齢18歳(京都府立呪術高等専門学校3年生)
誕生日1月20日
階級パンダの見立てでは2級
出身地不明
身長150㎝あるかないかくらい
体重不明
好きな食べ物生クリーム
嫌いな食べ物カニ
ストレス東堂

身長が150㎝あるかないかくらいだという西宮は、現在身長が判明している学生たちの中で最も小柄な少女です。
「魔女の宅急便」に出てくるキキのようなワンピースと、武器である箒、そして芥見先生が「”静かに飛ぶのが好きなの”な髪型」と表現されたツインテールが相まって、魔女っ子のイメージを強く受けます。
ちなみに「”静かに飛ぶのが好きなの”な髪型」とは、「魔女の宅急便」でキキが出会う”お姉さん魔女”の髪型であると思われます。
また、その髪を下ろした姿が小説版「夜明けのいばら道」の挿絵として描かれたのですが、肩位のセミロングヘアとなっていました。

呪術廻戦 西宮桃(にしみやもも)生い立ち

稀なケース

西宮は父親がアメリカ人のハーフで、その父親が術師だそうです。
高専への入学方法も「家系」とのことなので、父親絡みで入学している可能性が高いと思われます。
また、ファンブックでは、「父(アメリカ人)が術師」という西宮のようなパターンは「とても稀なケース」であると記されていましたが、海外では日本に比べて呪術師や呪霊の発生が極端に少ないから、でしょうか。
西宮の過去などは未だ一度も語られておらず、詳しい情報は明らかになっていませんが、交流会中に「女の呪術師の苦労」について語っていたり、「見た目でナメられるのがムカつくからピアスを開けた」といったエピソードもあるので、西宮自身も女性であることや、可愛らしい見た目で、呪術師として苦労した経験があるのかもしれません。

呪術廻戦 西宮桃(にしみやもも)の人物像・エピソード

負けん気が強く、仲間思いな性格

先述した「見た目でナメられるのがムカつくからピアスを開けた」というエピソードが指し示す通り、西宮はなかなかに負けん気の強い性格をしています。
その為、交流会で釘崎と対峙した際には、気の強い女性同士、激しい口論になりました。
楽巌寺の指示により、団体戦の騒動に乗じて虎杖を暗殺しようとしていた京都校。
それに気が付いた釘崎が、虎杖暗殺を阻止するために西宮の前に立ちはだかったのですが、この時釘崎は、虎杖を殺そうとする京都校、中でも、以前虎杖を「人外」呼ばわりした真依に対して激怒している状態。
暗殺計画を指摘しても、「え…何ソレ」ととぼけた西宮に対し、「別に隠さなくていいのよ。私だって殺す気でやるし。特にアイツ、真依とかいう真希さんの出涸らし」と、真依を引き合いに出して怒りをぶつけ、西宮を煽ります。
全て虎杖を思うが故の暴言ですが、西宮も西宮で大好きな真依を貶され、とぼけていた表情から一変、「はぁ?」と怒りを露にして釘崎を睨んでいます。
そんなやり取りを見ていたパンダは、思わず「怖い…」と感じていました。
その後、激闘となる2人。
戦闘の中で西宮は、「真依の苦労」と「女が呪術師として生きる意味」を釘崎に語りました。
西宮曰く、呪術師は実力主義だが、それは男だけの話であり、女の呪術師は実力だけでなく「カワイさ」も求められるのだと言います。
そして更に、カワイイだけでも、実力があるだけでもナメられるため、求められているのは「完璧」なのだと。
女が呪術師として生きていくというのは、ただでさえ厳しいというのに、その中でも真依は御三家の1つ、禪院家の出身。
相伝の術式が全てとされ、男尊女卑の意識も強く根付く禪院家での真依の辛さは計り知れず、西宮は「私達が当然の様に享受している環境を手にするのに、真依ちゃん”達”がどれほど苦労しているか」と語りました。
その後釘崎は、「男がどうとか女がどうとか、知ったこっちゃねーんだよ」とかっこいい台詞で一蹴し、西宮を追い詰めたものの、真依が遠隔から撃ったゴム弾がこめかみに的中してリタイアとなってしまいます。
この時の戦闘について芥見先生は、普段は勝負の勝敗と各々の主張は関係ないが、この勝負に関しては「何で釘崎が勝ち切れなかったのか、分からない人は考えてみて欲しい」とコメントされています。
渋谷事変後に総監部から下された理不尽な通達や、その後明かされた禪院家の内情を見ると、呪術界、中でも上層部や禪院家は思った以上に腐っており、釘崎の理論が本当は正しいものの、それがまかり通らないのが呪術界なのであり、西宮の言っていた事が正論だったのだと分かります。

好みのタイプ

戦闘中は険しい表情を見せる西宮ですが、プライベートでは非常に女子高生らしい一面もあるんです。
例えば、アニメじゅじゅさんぽで、「好きなタイプ」について聞かれた際、西宮は「セバスチャン・スタンって知ってる?いい身体してるぜ」と、インスタグラムのようなものを見て、若干よだれを垂らしながらニヤニヤと語っていました。
今まで描かれてきた西宮とのギャップや、実在のスターの名前が挙がったことで話題となり、なんとついにセバスチャン・スタン本人にもこの話題が伝わることに。
出演していたイベントの司会者に、この西宮の映像を見せられたセバスチャン・スタンは、「ここで僕の名前が出たんだね!信じられないよ」と笑顔になり、「この作品についてもっと知らなくちゃ」「とても光栄に思うよ」などとコメントしたそうです。

呪術廻戦 西宮桃(にしみやもも)の関係者

禪院真依と三輪霞

西宮と同じ京都校の学生で、西宮の1つ年下の2年生です。
学年は違いますが、3人は大の仲良しで、西宮はよく2年女子と買い物に行きたがるんだとか。
特に真依と西宮は親しいようで、一緒になってピュアな三輪をいじったりしている姿や、釘崎に真依を貶されて激怒する西宮の様子などが描かれています。
その釘崎との戦闘は、真依のフォローによって勝利を収めましたが、その後西宮は悲しげな顔で真依に電話をかけ「真依ちゃん、私ね…」と何かを伝えようとしていました。
そこで真依も切なげに眉毛を下げて「いいのよ、桃。分かってる」と西宮の気持ちを汲んでおり、2人の強い絆を感じさせました。

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東堂葵

西宮、真依、加茂のストレスの要因にもなっている、京都校の3年生です。
協調性が皆無でマイペースな為、西宮達は非常に手を焼いており、京都校女性陣は東堂や加茂に用がある時は、だいたいメカ丸を通しているようです。
疑問に思ったメカ丸がその理由を尋ねると、西宮と真依は「めんどくせーからに決まってんじゃん」とのことで、三輪は「まだ普通に怖いんだよなぁ…」と考えていました。
しかしその本心を伝えれば、もうメカ丸が引き受けてくれないかも、という心情が一致。
三輪が「頼りにしてますよ」とメカ丸の肩を叩き、その隙に棒読みで「任務だ~」と呟きながら、みんな去って行きました。
また野球戦で真希がわざと東堂にデッドボールを当てた際も、西宮達は味方なのにしれっと「ナイスピッチー」と野次を入れています。
ただ、東堂の強さについてはちゃんと信頼しているようで、交流会に花御が乱入し、戦闘不能になった狗巻や加茂を運んでいた西宮は「頼んだよ東堂君。強いだけが君の取り柄なんだから」と考えていました。

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呪術廻戦 西宮桃(にしみやもも)の能力

生得術式「付喪操術」

古き良きものに憑くと言われている「付喪神」
その「付喪」の名がついていることから、古く愛用しているものなどに呪力を籠め、自在に操ることができるようになる術式であると考えられます。
西宮が操るのは箒。
まるで箒に魂が宿っているかのように操ることができ、釘崎が浮くほどの突風を起こしたり、高速空中飛行が可能で、ホバリングも出来ます。
また、箒を高速で相手に向かって飛ばし、柄の部分を使った打撃攻撃も見られています。

鎌異断


渋谷事変で西宮が羂索と裏梅に放った技で、箒で地面スレスレを飛んで斬撃を飛ばします。
裏梅には片手で払われてしまったため、威力や効果などはよく分かっていません。
ちなみに、鎌鼬という同じ読みの妖怪が存在しており、その妖怪は、つむじ風に乗って現れて、相手を切りつけると言われています。
名前のみならず攻撃の形式にも通ずるものもあり、この妖怪がモチーフにしている可能性が高く、妖怪の攻撃で切られた相手は、鋭い傷を受けるものの、痛みはなく傷からも血は出ないとのことでした。
西宮の「鎌異断」も、もしかしたら似たような効果があるのかもしれません。

呪術廻戦 西宮桃(にしみやもも)の現在の立ち位置 2021年10月時点

渋谷事変に向かう

西宮の交流会後の登場は、渋谷事変中に渋谷へと向かう姿でした。
内通者として渋谷事変が起きる事も分かっていたメカ丸は、この時既に真人に殺されていましたが、生前に、西宮、真依、三輪、加茂、歌姫の京都校メンバーが、当日は京都以南の任務に就くよう細工して、みんなが渋谷事変に巻き込まれないよう仕組んでいました。
細工されたメンバーの中に東堂と新田がいないのは、メカ丸が、東堂は実力者故に死なない筈だと判断したこと、新田は治癒の術式を持っているため渋谷で役に立つと考えたからでした。
ですが、みんなは勿論、遅れを取りながらも新幹線で渋谷へと向かうことに。
その道中、ミニメカ丸と対話して号泣した三輪。
悲しく響く泣き声を聞きながら、西宮は「東堂君なら死なないとか、私達なら死ぬとか関係ないっつーの」「カワイイ後輩を泣かせた奴はブチ殺す」と、激しい怒りを静かに表していました。
西宮は、仲間のためであれば、自分の命すら張れるのです。

こうして辿り着いた渋谷では、真依達と共に羂索と対峙していた虎杖の助太刀に入ります。
空中を飛行できる西宮が、空から羂索のいる位置を合図し、遠隔攻撃が出来る加茂と真依がそれぞれ攻撃を放ちましたが、羂索には歯が立ちません。
その後、三輪も攻撃を仕掛けるも刀を折られてしまい、絶体絶命の状況に。
そこに日下部と歌姫が現れ、なんとか危機を逃れます。
その後、裏梅に氷漬けにされるなどした西宮でしたが、九十九の登場により、なんとか生還することが出来ました。

呪術廻戦 西宮桃(にしみやもも)の最新の状況 2021年10月時点

真依の遺体を託される

渋谷事変後、禪院家で起きた次期当主を巡る抗争。
その中で、西宮の親友である真依が命を落としました。
その後覚醒した真希は、真依と最期に交わした約束を守るべく、禪院家の人間を皆殺しにしています。
真依の遺体を抱え、禪院家から出てきた真希の元に現れたのは西宮。
箒から降りるなり駆け寄って、真依が亡くなっていることが分かると、ぎゅっと箒を握りしめて「だから私は…行くなって…」とたくさんの涙を零しました。
この台詞から察するに、禪院家に向かおうとする真依の身を案じ、引き留めていたのでしょうか。
その後真希は「…後、頼む」と真依の遺体を西宮に託します。
真依の遺体を抱き締めた西宮の瞳は暗く沈んでいました。
この後の西宮の動向は未だ描かれておらず、真依を失った西宮のその後を心配する声も上がっています。

呪術廻戦 西宮桃(にしみやもも)の考察

渋谷事変での釘崎の悲劇を暗示していた?

・谷事変にて真人と戦闘になり、顔面の左側に無為転変を食らい、左眼球が飛び出す形で亡くなった釘崎。
その凄惨な死が、交流会の西宮VS釘崎の試合で暗示されていたのではないか?と考察されているんです。
それは西宮のとある台詞。
交流会での戦闘で、西宮は箒の柄を高速で飛ばし、釘崎の顔面に打撃攻撃をしました。
その時釘崎は「よくも私のご尊顔を…」と西宮を睨むのですが、西宮は「顔の傷も男なら勲章。女なら欠点だもんね」と返しており、この台詞こそ、釘崎の最期を暗示していたのではないかと考えられているのです。
「顔の傷」というワードと、真人の無為転変を食らったのも、西宮の箒の柄の攻撃を食らったのも、どちらも左半分の顔である、という共通点から、このように言われるようになりました。
真偽は定かではありませんが、呪術廻戦ではこのように、何気なく言われていた台詞があとあと”伏線だった”と気付かされるようなパターンはとても多いので、もしかしたらこの西宮の台詞もそうだったのかもしれません。

呪術廻戦 キャラ解説(ネタバレ注意)