呪術廻戦

呪術廻戦 乙骨憂太(おっこつゆうた)完全解説!声優/現在/リカちゃんとの関係は?

呪術廻戦 乙骨憂太(おっこつゆうた)概要/プロフィール

呪術廻戦 乙骨憂太(おっこつゆうた)の概要

呪術廻戦の前日譚となる0巻の主人公で、4人しかいない特級呪術師の1人です。
幼い頃に両思いだった少女・折本里香が事故で亡くなり、特級過呪怨霊と化して乙骨に憑いてしまい、このことをきっかけに高専に入学することに。
基本的には非常に温厚で穏やかな性格をしていますが、ひとたび友達を傷付けられると豹変し、どんな相手であっても立ち向かっていきます。

呪術廻戦 乙骨憂太(おっこつゆうた)のプロフィール

名前 乙骨憂太(おっこつゆうた)
年齢 17歳(東京都立呪術高等専門学校2年生、留年)
誕生日 3月7日
階級 特級
出身地 宮城
身長 180㎝ないくらい
体重 不明
好きな食べ物 塩キャベツをごま油で
嫌いな食べ物 ステーキの脂身
ストレス 同級生に会えない

0巻での登場時は前髪をおろし、ツンツンとした髪型でしたが、本編登場時は前髪をあげてやや長めのヘアスタイルに変更されています。
芥見先生は、特に乙骨の心境に変化があったりしたわけではなく、「伏黒と被るから変えただけ」とコメントされていました。
また、乙骨の特徴ともいえる白い制服ですが、問題児だった乙骨が、パッとどこにいるか分かるようにする為に、みんなと違う色だったそうです。
その為、里香の解呪後、4級になった時は黒の制服になっており、その後再び特級に返り咲いたことで、また白い制服になっているとのことでした。

呪術廻戦 乙骨憂太(おっこつゆうた)生い立ち

両思いだった少女・折本里香

乙骨は幼い頃、折本里香という少女と両思いでした。
里香は乙骨の誕生日に、”婚約指輪”と称して指輪を渡し、「里香と憂太は大人になったら結婚するの」と伝えており、乙骨も「いいよ。じゃあ僕らはずーっとずーっと一緒だね」と微笑みました。
こうして幼いながらに結婚の約束をしていた2人ですが、里香は交通事故により亡くなってしまいます。
その後、特級過呪怨霊と化した里香に憑かれてしまった乙骨。
生前から「嫌いなものは憂太以外の人間」というほど、乙骨に依存しており独占欲も非常に強かった里香は、怨霊となってからは乙骨の妹に対しても攻撃的になり、乙骨が家族から離れる原因となりました。
ちなみに生前は乙骨の妹に対しても、”打算的に”優しく接していたそうです。
その後、「乙骨に嫌がらせをしていた男子生徒4人を、里香がロッカーに詰める」という事件が発生。
男子生徒達は生存していたようですが、もちろん全員が重症を負っています。
この一件を経て、乙骨は上層部から完全秘匿での死刑を言い渡され、本人も了承していました。
乙骨はこうして、自分の意志に反して里香が周りの人間を傷付けてしまうことに、ひどく胸を痛め、悩んでいました。
その後、五条が「呪術高専で預かる」と発言したことで、秘匿死刑は”保留”となりましたが、乙骨は自害を図っています。
しかしそれもまた里香が妨害。
それでもなお、「もう誰も傷つけたくありません。だからもう外には出ません」と五条に訴えますが、五条から「でも、1人は寂しいよ?」と言われ、言い返せなかった乙骨。
こうして高専への入学を決意します。
ちなみに五条は、高専についての説明を乙骨にしていなかったため、入学初日から乙骨は困惑することに。

呪術廻戦 乙骨憂太(おっこつゆうた)の人物像・エピソード

気弱で内気

高専に入学した初日。
ずっと怯えた様子でいる乙骨に対して真希は「オマエイジメられてたろ」と一言。
図星だった為、ピシッと固まってしまう乙骨に対し、「分かるわぁ。私でもイジメる」と追い打ちをかけ、「なんで守られてるくせに被害者ヅラしてんだよ」「ずっと受け身で生きて来たんだろ。なんの目的もなくやっていけるほど、呪術高専は甘くねぇぞ」と、かなり厳しい言葉を投げかけています。
パンダと狗巻がすかさず間に入ってフォローしますが、乙骨は「…いや、本当のことだから」とのことで、ムッとしたり、言い返したりするような素振りはありませんでした。
幼い頃から里香に憑かれ、家族とも離れる事になり、挙句には死刑まで宣告されるという壮絶な生い立ちを背負う乙骨。
その為もあってか、乙骨はこの時、非常に気弱で内気な少年でした。

僕が僕を生きてていいって思えるように

気弱だった乙骨ですが、高専に入学してから少しずつ変わっていきます。
初めて乙骨が呪霊と対峙したのは、真希と共に赴いた呪術実習。
子どもが2名失踪したという小学校で、呪いを祓い、子どもを救出する、というものでした。
呪いに怯えて冷や汗をかきまくる乙骨に対し、順調に呪いを祓っていく真希でしたが、想定外の巨大な呪霊が現れ、2人共飲み込まれてしまいます。
呪霊の腹の中には、失踪していた子どもがいましたが、呪いにあてられており、いつ死んでもおかしくないような状態。
更には、呪力がほとんどなく、呪いへの耐性がない真希も倒れてしまいます。
子ども達から「助けてよお兄ちゃん!」と言われるも「そんなこと言ったって」と弱気な乙骨。
そこで真希は乙骨の胸ぐらを掴み、「マジで何しに来たんだ。呪術高専によ!何がしたい!何が欲しい!何を叶えたい!」と迫りました。
これを聞いた乙骨は目に涙を溜めて、「誰かと関わりたい。誰かに必要とされて、生きてていいって自信が欲しいんだ」と吐露。
里香に憑かれてから孤独だった乙骨の、切ない本心でした。
これを聞いた真希は「じゃあ祓え。呪いを祓って祓って祓いまくれ!」「呪術高専はそういう場所だ!」と伝え、気を失ってしまいます。
この言葉に、覚悟を決めた乙骨。
生前の里香に渡された指輪を使い、自ら里香を呼び出し、呪霊を祓うことに成功。
その後真希と子ども2人を、1人で抱えてフラフラになりながらも「ここで変わるって決めたじゃないか!」と踏ん張り、五条の元まで辿り着いています。

その後乙骨は、狗巻の任務に同行することに。
呪いについての知識がなく、狗巻の「呪言」を動物の「ジュゴン」とごっちゃになるくらいだった乙骨は、狗巻がおにぎりの具でしか喋れない理由が分からず、「ちょっと怖い」と思っていました。
ですが、突然現れた強敵、準1級相当の呪霊から、自分を庇ってくれた狗巻。
そして乙骨は、狗巻が本当はとても優しい人間であり、おにぎりの具でしか喋らないのも、不用意に人を呪ってしまうことがないようにしている狗巻の優しさなのだと気付きました。
準1級相当の呪霊には、今の自分では敵わないと分かりつつも「狗巻君の優しさには絶対応える!」と懸命に狗巻をサポート。
狗巻が無事に呪霊を祓い、任務は成功、2人の絆も非常に深まりました。

こうして真希達とかけがえのない絆を築いていった乙骨。
そんな中、呪詛師・夏油傑が、新宿と京都にそれぞれ1000の呪いを放つ「百鬼夜行」を敢行。
夏油の真の目的は、乙骨を殺して主人を挿げ替え、里香を奪うことでした。
百鬼夜行によって呪術師を新宿と京都に集め、乙骨を孤立させる計画だったのです。
高専にいた乙骨の元に現れた夏油は、一瞬にして真希、狗巻、パンダを戦闘不能状態に追い込みました。
これを見た乙骨は、普段の穏やかな表情から一変、涙を流して激怒。
自ら里香を顕現させ「ブッ殺してやる」と夏油に向かっていきます。
夏油は、術師という”強者”が、非術師という”弱者”に虐げられている現実があるとして、それを嘆いており「非術師を皆殺しにして術師だけの世界を作る」と自分の思想を述べます。
対する乙骨は、高専以外の呪術師を知らない自分には、夏油が正しいかどうか分からないと言い、そして「でも僕が皆の友達でいるために、僕が!僕を!生きてていいって思えるように!」「オマエは殺さなきゃいけないんだ」と自分の意志をはっきり伝えました。
夏油はこの後、自身の「極ノ番・うずまき」を準備。
対する乙骨は、「愛してるよ里香。一緒に逝こう?」と里香にキスをすることで、自らを生贄に里香の呪力制限を解除。
大興奮する里香を前に「女誑しめ」とこぼす夏油でしたが、乙骨は「失礼だな、純愛だよ」と一蹴。
その後夏油の極ノ番と里香が衝突し、乙骨が勝利しています。
仲間の為であれば、自らの命を差し出すことも厭わない強さが、乙骨にはあるのです。

呪術廻戦 乙骨憂太(おっこつゆうた)の関係者

禪院真希

乙骨と同じ呪術高専の2年生です。
先ほど述べた通り、最初は乙骨に対して厳しい態度を取っていた真希ですが、呪術実習を経て一気に距離が縮まり、その後真希は、乙骨に体術の特訓を付けてあげるなどしています。
その様子を見ていたパンダは、楽しそうにしている真希に天啓を受け、乙骨を呼び寄せます。
そして乙骨が「巨乳派」だということを聞き出し、巨乳である真希に「脈アリでーす」と伝えるのでした。
「何勘違いしてんだ!」とキレる真希でしたが、それ以降も何かとパンダは、真希に対し「乙骨イジリ」をしています。
その度に怒っている真希ですが、本当に乙骨のことが好きなのかな、と思わせる描写もあるんです。
0巻での百鬼夜行直前、教室で話していた真希と乙骨。
そこで真希は、自分が禪院家の出身であることや、それなのに呪力がないことを打ち明け、それでも呪術師になったのは、実力を付けて家の連中に吠え面をかかせてやりたいのだ、と笑いました。
これを聞いた乙骨は「僕は真希さんみたいになりたい」「僕に手伝えることがあったらなんでも言ってよ。禪院家ぶっこわそー、なんて」とはにかんで、当然の様に自分は真希の味方であることを伝えました。
真希はこの後一人になるなり、「認められた気になってんじゃねーよ」と頬を赤くしています。
真希の感情が恋愛感情なのか、そしてそれを真希が自覚しているのかは分かりませんが、二人が厚い信頼関係で結ばれているのは間違いありません。

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呪術廻戦 乙骨憂太(おっこつゆうた)の能力

里香

乙骨に憑いていた特級過呪怨霊の里香。
真希との実習後、乙骨は「呪術高専で里香の呪いを解くこと」を目標に据えるようになります。
五条曰く、里香ほど大きな呪いを祓うのはほぼ不可能だが、解くとなれば方法はあるとのこと。
そして、呪いは物に憑いている時が一番安定するため、里香の呪いを貰い受け、刀に込めて支配することを提案します。
これを繰り返すことで量を増やし、いずれは全てを手中に納める見通しです。
また、指輪を使って里香を呼び寄せることに成功したことから、指輪が里香と乙骨を繋ぐパイプとして機能しているため、そこから呪いを貰い受けるとのことでした。

そんな里香の強さですが、もしも暴走すれば町1つ消えていたかもしれない、と言われるほど強大なもので、まさに「呪いの女王」です。
後の京都姉妹校交流会に、乙骨が人数合わせで参加した際には、里香がうっかり出てしまったことで東京校の圧勝に終わったんだとか。
京都校の1級呪術師・東堂は、乙骨の実力を高く評価していますが、里香のパワーを見たこともその理由の一つかもしれません。
ただ、覚醒した里香と全盛期の宿儺を比較すると、宿儺の方が強いようです。

底なしの呪力

日本三大怨霊の1人・菅原道真の子孫であるという乙骨。
それ故か、乙骨の呪力量は底なしと言われており、呪力量だけでいえば五条をも上回るといいます。
呪力で強化したパワーも強力で、素手で車を投げ飛ばすことも可能。
そんな乙骨は現れるだけで、その場にいた術師がみな「ぬるっ」とした邪悪な気配を感じ取っています。
対戦した虎杖は、刀を含めた全身から常に呪力が立ち昇っている乙骨は、呪力の流れから動きを読む以前の問題で、全ての攻撃が決定打に成り得るし、全てのダメージを最小限に抑えられてしまう、と分析していました。

無条件での術式コピー

乙骨が夏油戦で見せたのが「無条件での術式コピー」です。
狗巻家の呪印が刻まれたメガホンを使い、狗巻の術式「呪言」を使用してみせています。
こちらの能力が乙骨のものなのか、それとも里香のものなのかははっきり分かっていません。

反転術式

負の呪力に負の呪力を掛け合わせ、正の呪力を生み、肉体を回復させる非常に高度な術式です。
これを自らの体のみならず他者に使用するのは更に難しいことですが、乙骨は会得しています。
ちなみに乙骨の他に反転術式を他者にも施せるのは、今の所乙骨と、家入硝子と宿儺のみです。

身体能力の高さ

里香の力や、底なしの呪力というだけでも相当な戦闘能力を誇る乙骨ですが、乙骨自身の身体能力も高いようです。
50mを3秒で走る虎杖に、抜き身の刀を持った状態で走り、平然と追いついています。

呪術廻戦 乙骨憂太(おっこつゆうた)の現在の立ち位置 2021年10月時点

里香を解呪

ずっと「里香に呪われている」と考えられていましたが、乙骨は「自分が里香を呪ったのかもしれない」という可能性を考えており、その読みは当たっていました。
里香が亡くなった時、乙骨がその死を強烈に拒んだことで、無意識に里香の魂を呪力で引き留めていたのです。
死者の魂を故意に滞留させることは基本的には不可能ですが、乙骨があくまでも無意識だったことと、里香の方も乙骨といる事を強く望んでいた為、バグのような縛りが発生。
こうして里香は怨霊と化したのでした。
五条は、呪術師の家系でもない少女の魂が、ここまで大きな呪いとなったことに疑問を抱いていましたが、底なしの呪力量を持つ乙骨の呪いであるが故だったようです。
夏油戦で自らを生贄にした乙骨でしたが、これが意図せず「主従制約の破棄」となり、呪いをかけられた側である里香がペナルティを望んでいなかったため、「解呪」となりました。
そして現れたのは、生前の少女の姿をした里香。
里香は、自分のせいで里香を怨霊にし、周りの人を傷つけ、自分が夏油に狙われたせいでみんなを危険に晒してしまった、と涙を流して自分を責める乙骨を優しく抱き締め、「憂太、ありがとう」「時間もくれて、ずっと側に置いてくれて。里香はこの6年が生きてる時より幸せだったよ」そう伝えて、成仏していきました。
こうして里香を解呪した乙骨。
その後は夏油一派だったミゲルと共にアフリカに渡り、五条が破壊した「黒縄」の捜索などを行っていました。
また、里香を解呪したことで一度4級になりましたが、その後特級に返り咲いています。

呪術廻戦 乙骨憂太(おっこつゆうた)の最新の状況 2021年10月時点

虎杖の死刑執行役として再登場

渋谷事変後、五条が封印されたことで死刑執行猶予が取り消された虎杖。
乙骨はその死刑執行役として、本編に再登場することとなりました。
そして、脹相と共に渋谷で呪霊狩りをしていた虎杖の元を訪れ、襲い掛かります。
乙骨相手に虎杖は健闘しており、乙骨は刀を折られ「折られた…まぁそうだよね。五条先生の教え子だもん」と感心しています。
しかし、そこに現れたのはリカ。
虎杖の背後に現れてそのまま取り押さえており、怪力の虎杖ですが、リカの凄まじい力に身動きを取れなくなってしまいます。
そこで乙骨が虎杖の心臓を一突きし、処刑しました。
ですがこれも、実は虎杖を守るための乙骨の作戦。
以前五条から、「もし自分に何かあった場合、今の1、2年生、中でも上層部に目を付けられている虎杖の事を頼む」と託されていたのです。
そこで、死刑執行役を自分が務めることで、他者に殺されてしまう可能性を潰し、虎杖の情報が入ってくるようにしたのでした。
もちろん上層部とは「虎杖を処刑する」という縛りを結んでいるため、一度心臓を刺して本当に殺し、直後に反転術式で一気に心臓を治癒させることで生き返らせることで、上層部に虎杖の死を偽造し、死刑を執行済みで処理させることに。
こうして乙骨は、虎杖を死刑から守ったのです。
虎杖が、初対面である自分にどうしてそこまでしてくれるのか、と聞くと「僕が大切にしている人達が君を大切にしているからだよ」と伝えました。
また、虎杖は宿儺が伏黒を利用しようとしていることを危惧しており、万が一また宿儺に体を乗っ取られるようなことがあったら、俺を殺してくれ、と乙骨に頼んでいます。
対する乙骨も虎杖の気持ちを汲み、「ベストを尽くす」と約束しました。

その後は虎杖達と共に死滅回游の平定へと乗り出した乙骨。
伏黒達が回游に参加する前に情報を集めるべく、一足先に結界内に入っています。

乙骨憂太(おっこつゆうた)についての考察

里香とリカ

0巻で解呪した筈の里香ですが、なんと渋谷事変後の本編で再登場しました。
しかし、爪の色や頭のデザインなどのビジュアルがやや異なっていることと、乙骨の呼び方が「里香」だったのが、「リカ」とカタカナ表記になっていることから、異なる存在なのではないか、と考察されています。
そこで浮上しているのが、リカは乙骨が生み出した呪霊説です。
術師から呪霊は生まれませんが、それは術師には漏出する呪力がほとんどないため、無意識に呪力が蓄積されて呪霊が生まれるということはない、という意味です。
つまり故意に呪霊を生み出すことが不可能であるとは限らず、乙骨の膨大な呪力量があれば、里香と同等の力を持つ呪霊を生み出すことも可能かもしれません。
呪霊のリカと怨霊の里香、表記を変えてその違いを表現しているとも考えられます。
また、刀が折れた次の瞬間にリカが現れたことから、普段は依然と同様、刀にリカを宿し、支配している可能性が高いです。

呪術廻戦 キャラ解説(ネタバレ注意)