呪術廻戦

呪術廻戦 祈本里香(おりもとりか) | 折本由香と乙骨憂太の関係 完全解説!

呪術廻戦 祈本里香(おりもとりか)概要/プロフィール

呪術廻戦 祈本里香(おりもとりか)の概要

乙骨の幼馴染であり、両思いだった少女です。
11歳の時に交通事故で亡くなり、以降、特級過呪怨霊となり乙骨に取り憑きました。
生前も、怨霊となってからも、変わらず乙骨のことがとにかく大好きで、依存しており、独占欲もかなり強いです。

呪術廻戦 祈本里香(おりもとりか)のプロフィール

名前祈本里香(おりもとりか)
等級特級過呪怨霊
年齢11歳
誕生日不明
出身地宮城県
身長不明
体重不明
好きな物憂太
苦手な物憂太以外の人間(特に女性と年上男性)

生前の里香は、ミステリアスな雰囲気を纏う美少女でした。
11歳という年齢ながら、顎にあるホクロが既に色気を醸し出しています。
怨霊となってからは、美しかった里香の面影は一切なく、巨大な化け物のような姿として描かれています。

呪術廻戦 祈本里香(おりもとりか)の登場シーンは?

折本里香と乙骨の話は、呪術廻戦0巻でかかれています。

この呪術廻戦0巻は、夏油と五条の昔話もかかれているのですがもともとは呪術廻戦の連載スタート前に描かれた物語ということで本作が好きな人はぜひ読んでおきたいストーリーです。

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呪術廻戦 祈本里香(おりもとりか)生い立ち

複雑な家庭環境

里香の母は、里香が5歳の時に原因不明の急死をしており、父親と2人で暮らしていたと思われる里香。
しかしその父親も、里香が小学校に入学する2日前、里香を登山に連れて行き、その後2人共行方不明となりました。
1週間後に山頂近くの避難小屋で里香だけが発見され、父親はそのまま失踪しており、現在も生死不明の状態です。
里香は発見された後に検査入院しており、その病院で、同時期に肺炎で入院していた乙骨と出会い、乙骨と同じ小学校に復学しました。
両親がいなくなってしまった里香を引き取ったのは、父方の祖母だったのですが、祖母は自分の息子とその妻は「里香によって殺害された」と強く思い込んでいたとのことなので、里香が祖母に大切にして貰っていた、とは考えにくいです。
里香は「大嫌いなもの」に”祖母の作った茄子の煮浸し”を挙げているのですが、その内訳は、茄子ー20点、煮物ー10点、祖母ー100点のトータルー130点とのこと。
祖母のことは大嫌いだったようです。

呪術廻戦 祈本里香(おりもとりか)の人物像・エピソード

大人びた少女

里香は、複雑な家庭環境に置かれていたせいもあってか、実年齢よりも大人びた性格をしています。
11歳の時に、同い年の乙骨に「婚約指輪」として、祖母のタンスから勝手に持ち出した母親の婚約指輪を渡すなど、ませた行動も取っています。
また、自分の美しい容姿にも自覚的で、時折意図的に大人でさえ操るような素振りが見られたとのこと。
小悪魔的な魅力のある里香ですが、一人称はイメージ通り「里香」であり、その由来も「一人称が名前の女の子をイメージした時、一番しっくりきたのがリカだったから」だそうです。

呪術廻戦 祈本里香(おりもとりか)の関係者

乙骨憂太

里香といえば乙骨、といっても過言ではない程、里香は乙骨のことがとにかく大好きです。
好きなものには乙骨を挙げ、嫌いなものは乙骨以外の人間としています。
11歳の時に乙骨に、”婚約指輪”を渡し「約束だよ、里香と憂太は、大人になったら結婚するの」とプロポーズのようなこともしており、乙骨も「いいよ。じゃあぼくらは、ずーっとずーっといっしょだね」と笑顔を見せていました。
里香の愛情は乙骨への依存にも繋がっており、独占欲もかなり強めで、乙骨の妹もその対象となっていました。
とはいえ生前は”打算的に”優しく接して友好関係を築いていましたが、怨霊となってからは独占欲が剝き出しとなり、妹にも攻撃的になったため、乙骨が家族から離れるきっかけとなりました。
また、百鬼夜行中に乙骨が傷付いた真希に反転術式を施すと、怨霊の里香は「ずるい」「お前ばっかり」と激しく嫉妬し、真希を攻撃しようとしています。
しかしそれを乙骨が「その人は僕の恩人だ。蝶よりも花よりも、丁重に扱え…!」と言うと、涙を流しながら「怒らないで」「嫌いにならないで」と乙骨にすがっています。
乙骨は優しく「怒ってないよ」「嫌いになんてならないよ」と微笑み、なだめていました。
怨霊になっている間、里香の自我はあまりなく、ぼんやり夢の中に乙骨を見て過ごしていたとのことでしたが、初めての実習で頑張る乙骨に「頑張れ、憂太」と、怨霊としてではなく、死後直後と思われる姿で声を掛けるシーンが描かれていました。

呪術廻戦 祈本里香(おりもとりか)の能力

特級過呪怨霊

死後、特級過呪怨霊となってしまった里香。
里香について五条は「折本里香ほどの大きな呪いを祓うのは、ほぼ不可能」と語っていましたが、里香は、もし万が一暴走すれば「町1つ消えていたかもしれない」と上層部が危惧する程の力を持っています。
そんな里香に憑かれていた乙骨の等級は、高専入学と同時に特級。
乙骨が近付いてきただけで、その場にいた真希、パンダ、狗巻は、おぞましい程の呪いの気配を感じ取っています。
また、人数合わせで乙骨が交流会に参加した際には、里香が”出ちゃった”ため、東京校の圧勝で終わったそうです。

刀に里香の呪いをこめる

乙骨が真希と共に呪霊に飲み込まれてしまった時、乙骨は里香に貰った指輪を通して里香を自ら呼び出し、呪霊を倒させて窮地を免れました。
土壇場の判断ではありましたが、こうして「指輪」という里香とのパイプを作ることに成功。
そこで五条は、里香という呪いは祓うことは出来ないが、里香の呪いを貰い受け、刀にこめて支配するよう提案します。
呪いは物に憑いている時が一番安定しますし、これを繰り返すことで、いずれは全てを手中に納める計画でした。
こうして乙骨は、主に刀を使った戦闘スタイルが定着していきます。

里香の力

そんな里香の実力ですが、百鬼夜行で里香が顕現し、夏油と戦ったシーンにて存分に描かれています。
ちなみに、乙骨自身の力なのか、里香の能力なのかは明言されていないのですが、乙骨の術式は「里香」とファンブックに記載されているため、ここでは里香の能力だと仮定して解説していきます。
まず最初に描かれたのは、自分にも他者にも施せる「反転術式」です。
反転術式とは、負の呪力に負の呪力をかけ合わせ、正の呪力を生むこと。
この正の呪力を使って肉体の再生が可能となるのですが、非常に繊細な呪力操作の才が求められるもので、扱える人物は限られています。
この反転術式を他者に使用するのは更に高度な技術であり、現在それが出来ると分かっているのは、乙骨、家入、宿儺だけです。
続いては、もはやチート級の能力である「無条件での術式コピー」です。
乙骨は狗巻家の呪印が描かれたメガホンを使い、狗巻家相伝の高等術式「呪言」を使用していました。
「死ね」という呪言を使った時、メガホンはそのたった一回の呪言で壊れてしまい、「呪力が拡散して狙いが定まらない」と乙骨自身は言っていましたが、辺りにいた呪霊が一瞬で消滅するほどの威力を発揮しています。
もしこの術式コピーが全ての術式に対応していて、五条の術式などもコピーできるのであれば、先述の通りまさしくチートですよね。
これを見た夏油は驚き、「やはり折本里香の正体は、変幻自在、底なしの呪力の塊!」と評していました。
また、乙骨が「里香、アレをやる」と一言言っただけで、里香は乙骨の意図を汲み、メガホンを作り出して乙骨に渡していました。
乙骨が見て来たものは里香も見ていて、共有できているそうです。

このように、絶大なパワーを持つ里香。
その里香の解呪後、乙骨は一度4級に降格しており、それほど里香の力が大きかったのだと分かります。
しかし、その後数か月で特級に舞い戻っており、現在も「他者への反転術式」や「術式コピー」などは扱える模様です。

呪術廻戦 祈本里香(おりもとりか)の現在の立ち位置 2021年11月時点

交通事故で命を落とす

11歳の時に交通事故に遭い、頭が潰れるという凄惨な最期を遂げた里香。
その後は、乙骨に取り憑き、乙骨の意志とは裏腹に、乙骨の周りの人間を傷付けるようになります。
初めは身内関係のトラブルが多く、そこまで大事にはならなかったものの、0巻の初めに描かれた、「乙骨に執拗な嫌がらせをする同級生4人をロッカーに”詰める”」という事件が発生。
同級生達は生存はしていたものの、この一件により乙骨は上層部によって拘束され、完全秘匿での死刑が下されそうになりました。
そこに五条が介入し、五条パワーで乙骨を高専で預かることにしたため、乙骨は死刑を免れることとなります。
また、乙骨自身も、こうして里香が人を傷付ける事に思い悩んでおり、自害を計りましたが、それすらも里香によって妨害されています。

この「ロッカー詰め事件」の前にも、決め手となる大きな事件を起こしており、高専が後追いで調査、記録を開始するようになりました。
しかし、担当した術師数名が返り討ちに遭い、五条にお鉢が回ってきたとのことでした。

呪っていたのは里香ではなく…

非術師の家系である里香の呪いが、どうしてここまで莫大なものになったのか、ずっと疑問を抱いていた五条。
その疑問は百鬼夜行後に解消されることとなります。

新宿・京都に、それぞれ1000の呪いを放つ百鬼夜行を起こした夏油。
その狙いは里香という呪いを奪うことにあり、0巻終盤、乙骨と一対一での激闘となります。
その戦いの中で乙骨は、「僕の未来も心も体も、全部里香にあげる」「愛してるよ里香。一緒に逝こう?」と里香にキスをします。
これは自らを生贄とした、里香の呪力制限の解除。
大興奮した里香を見た夏油は「そうくるか!女誑しめ!」と言いましたが、乙骨は「失礼だな。純愛だよ」と一蹴しました。
こうして夏油を退けることに成功したものの、自らを生贄にしてのことだった為、乙骨は戦いの後、里香と共にあの世に行こうとします。
しかし、その瞬間、化け物の様だった里香の姿が、生前の美少女の姿に戻ります。
実は呪いをかけたのは里香ではなく乙骨の方であり、里香が死んでしまった時に、里香の死を拒んだ乙骨が、里香の魂を呪力で繋ぎ止めていたのです。
死者の魂を留める、というのは本来不可能なことですが、あくまでも乙骨が無意識だったことと、里香の方も乙骨と居ることを強く望んでいた為、バグの様なものが発生し、成り立っていました。
また、乙骨は日本三大怨霊の1人・菅原道真の子孫である為、その乙骨に魂を抑留された里香の呪いが莫大になっていたのでした。
そして呪いをかけたのが乙骨ということは、主従関係における主も乙骨であるということ。
その乙骨が自らを生贄にする形で主従制約を破棄したため、呪いをかけられた側の里香がペナルティを望まないのであれば、解呪完了、ということになります。
そしてその答えは、生前の姿に戻った里香を見れば分りきったこと。
全ての真実を知り、「全部僕のせいじゃないか。里香ちゃんをあんな姿にして、沢山の人を傷付けて」と涙をこぼす乙骨を、里香は「憂太、ありがとう」と抱き締めると、「時間もくれて、ずっと側においてくれて。里香はこの6年が生きてる時より幸せだったよ」と、なんともいじらしい言葉を掛けるのでした。
そして「あんまり早くこっちに来ちゃダメだよ」と微笑み、成仏していきました。
独占欲がとても強かった里香でしたが、乙骨と共にあの世に行って、乙骨をそのまま自分だけのものにすることも出来たにもかかわらず、最後の瞬間には、乙骨の幸せを願い、1人で成仏していきました。
こうして里香の呪いを解呪した乙骨。
ですが薬指には、里香に貰った指輪をはめていました。

折本里香と乙骨の話は『呪術廻戦0巻』で確認できます

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呪術廻戦 祈本里香(おりもとりか)の最新の状況 2021年11月時点

渋谷事変後に再登場?

乙骨は海外にて活動していた為、ずっと本編には登場しませんでしたが、渋谷事変後、遂に再登場します。
渋谷事変にて五条が封印され、死刑執行が確定した虎杖を守るため、敢えて死刑執行人となった乙骨。
一度虎杖を本当に殺し、直後に反転術式で治癒して生き返らせることで、虎杖の死を上層部に偽装する作戦でした。
その為、虎杖と乙骨は戦闘になるのですが、その戦いの中で、リカが顕現。
背後から虎杖を拘束しており、怪力を誇る虎杖ですら、リカのパワーによって動きを封じられています。

祈本里香(おりもとりか)についての考察

なぜ解呪した筈の「リカ」が再登場したのか

渋谷事変後に乙骨と共に再登場したリカですが、なぜ0巻にて解呪した筈のリカが、再び顕現したのでしょうか。
その理由について、一説では「降霊術」によって里香を降ろしているのではないか、とも考察されていたのですが、乙骨が「里香」ではなくカタカナ表記の「リカ」で呼んでいること、頭部のデザインや爪の色など、ビジュアルが異なっていることから、里香とリカは別物であり、里香本人を降ろしてきたわけではないのでは、と考えられています。
そうなると、現時点で考えられる可能性は2つ。
1つは、乙骨の呪力で生み出した呪霊に、リカという名前をつけている説です。
基本的に術師から呪霊は生まれませんが、それは術師は非術師に比べて呪力の漏出が極めて少なく、無意識に呪霊を生み出すことはない、ということです。
故意に呪霊を生み出すことは、乙骨の五条をも上回るという底なしの呪力量を持ってすれば、可能かもしれません。
2つ目は、元々乙骨が刀にこめていた分の里香が顕現した説です。
先ほども述べましたが、乙骨は0巻にて、五条の提案で里香の呪いを刀にこめています。
その時にこめていた呪力が、リカとして顕現したのではないか、という考え方です。
確かに虎杖との戦闘中にリカが出てきた時も、乙骨の刀が折れた後であり、呪いをこめていた刀が破損したため、そこから呪力が漏れ出し、リカとなって顕現したという可能性は、十分に考えられると思います。

現在乙骨は、死滅回游に参加しているため、その内戦闘シーンも描かれる筈です。
そこでリカの真相が明かされるような展開に期待してしまいます。

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