異世界漫画

呪術廻戦 狗巻棘(いぬまきとげ)完全解説!正体/声優/能力/死亡?

呪術廻戦 狗巻棘(いぬまきとげ)概要/プロフィール

呪術廻戦 狗巻棘(いぬまきとげ)の概要

東京都立呪術高等専門学校2年生の呪言師です。
「呪言」という術式の特性上、不用意に周りを呪ってしまわぬよう、狗巻の語彙はおにぎりの具しかありません。
しかし慣れてくると狗巻の言いたいことは分かるようになってくるようで、仲の良い東京校のメンバー達は概ね問題なく狗巻とコミュニケーションを取っています。

呪術廻戦 狗巻棘(いぬまきとげ)のプロフィール

名前 狗巻棘(いぬまきとげ)
年齢 17歳(東京都立呪術高等専門学校2年生)
誕生日 10月23日
階級 準1級
出身地 不明
身長 170㎝ないくらい
体重 不明
好きな食べ物 おにぎりではツナマヨ
嫌いな食べ物 魚卵
ストレス 朝礼

狗巻は、銀色の頭髪と紫色の大きな瞳が印象的な美少年。
単行本のおまけページのプロフィールでも、「身長小さめ」との記載がありましたが、小柄な体格をしており、身軽なイメージもあります。
また、呪言師である為、普段は口元を覆って音量を絞っており、戦闘時にのみ露になる狗巻の口元。
その口の横と舌に、狗巻家の呪印が刻まれているのも狗巻の特徴です。
ちなみに0巻登場時は、おかっぱヘアではなく短髪でツンツンした髪型でしたが、「虎杖と被るから」という理由でデザイン変更がされ、今の髪型に落ち着いたそうです。
そんな狗巻のキャラクターデザインについて芥見先生は「虎杖と髪型が被りまくったので変えたら、今度は五条と被りつつある困った人」、「髪型を変えたことで若干の美少年ポジションみたいな部分が出てきたのかも…」等とコメントされています。
可愛らしいビジュアルもあり、非常に人気の高いキャラクターである狗巻ですが、芥見先生的には「掘り下げていないのに…」とのことで、納得がいかない様子でいらっしゃいました。

呪術廻戦 狗巻棘(いぬまきとげ)生い立ち

アウトローな狗巻家の出身

狗巻家に生まれ、「呪言師の末裔」である狗巻。
現在呪言師は、狗巻家しか残っていません。
その狗巻家も呪術界ではアウトローであり、家系から呪術師を絶やしていく方針なんだとか。
そのため狗巻家においては、呪術師をやっている狗巻棘の方が珍しい存在となります。
そんな狗巻家の呪印は「蛇の目」と「牙」の模様で、「蛇の目」は狗巻の口の両端に、「牙」は狗巻の舌に刻まれています。

「蛇の目」は実際に存在する家紋で、加藤清正が使用していました。
また呪符の一種ともいわれています。
そして「牙」は、実際の家紋等ではないようですが、狗巻の「狗」の字と通ずるものがありますよね。
犬の牙といえば危険なイメージを持つものであることから、呪言は、自分の意志と関係なく人を呪ってしまう危険性を持った術式であることを、自らに戒める為の意味を持っており、狗巻家の人々はそれを舌に刻んでいるのではないか、との考察が見られました。

また、真希は以前、パンダが狗巻の術式について説明する姿を見て「人の術式をペラペラと…」とこぼす釘崎に対し、「いいんだよ。棘の術式はそーいう次元じゃねーから」と言っていましたが、それは勿論呪言というピーキーな性能の事も指しているものの、「有名だからみんな知っている」というのが大意だったそうです。
「みんなが知っている術式」とのことですが、狗巻は0巻で登場した時には既に2級呪術師で、この時の1年生の中で唯一単独での任務を認められていましたし、その後も同級生の中で最初に準1級に昇級している実力者です。

おにぎりの具しか語彙がない


狗巻は、生まれた時から呪言が使えた為、過去には呪うつもりのない相手を呪ってしまったり、苦労していました。
その為、もう不用意に人を呪ってしまうことがないよう、語彙を呪いの籠もらないおにぎりの具に絞って日常生活を過ごしています。
誰もが最初は驚く狗巻のおにぎり語でしたが、それは狗巻の優しさから生まれたものでした。
その意味については「しゃけ」が肯定で、「おかか」が否定、その他について芥見先生は「よく分かりません」とコメントされています。
これまで登場したおにぎりの具は、「こんぶ」「明太子」「ツナマヨ」「ツナ」「すじこ」「いくら」「高菜」「塩むすび」で、その使い方については、確かに統一性は感じられませんでした。
この中におにぎりの具の定番である「梅」がないのは、「埋め」「膿め」など、攻撃的なワードと同じ読みだからではないか、と推測されています。
ちなみに魚卵の具が多い割に、狗巻は魚卵が嫌いなそうです。

また、一生懸命身振り手振りをしてはものの、本当におにぎり語でしか話さない狗巻ですが、慣れてくると狗巻の言いたいことは分かるようになるんだとか。
現に東京校のメンバーなどは狗巻と円滑なコミュニケーションを取っています。
交流会で狗巻は、伏黒、加茂と共に花御と戦闘になるのですが、その時、手で電話のジェスチャーをしつつ「ツナマヨ」と伏黒に伝えています。
伏黒は「そうですね。五条先生に連絡しましょう」と即答。
ジェスチャーがあるため「連絡をする」ということはまだしも、相手が五条だということも、「ツナマヨ」の一言から当たり前の様に理解していた伏黒を見た加茂は、思わず「ちょっ…と待て。君は彼が何を言っているのか分かるのか?」と困惑しています。

呪術廻戦 狗巻棘(いぬまきとげ)の人物像・エピソード

仲間思いで心優しい少年

パンダは狗巻について、「誤解されやすいけど善い奴なんだ」と乙骨に説明していましたが、まさにその通りであり、おにぎりの具でしか喋ることが出来ない為、最初は怖がられてしまうこともある狗巻ですが、本当はとても仲間思いの、心優しい少年です。
交流会で、京都校側が楽巌寺の指示により、虎杖暗殺計画を企てていることにパンダが気付いた時のこと。
その話を聞いた途端、怒り始める釘崎に対し、狗巻は「こんぶ」と比較的冷静に話を聞いていましたが、パンダが、釘崎とパンダで虎杖を救出に向かうこと、そしてその間も狗巻は呪霊狩りを続けるようにと頼まれると、手で大きなバツを作り、眉をひそめて「おかか」と拒否。
狗巻と虎杖はこの日初めて会った訳ですが、狗巻にとって虎杖はもう大切な仲間であり、自分も助けに行きたかったようです。
そんな思いを察したパンダは「オマエも悠仁が心配なのは分かるよ」と伝えてから、京都校は団体戦の騒動の裏で虎杖を暗殺しようとしているのであり、狗巻が呪霊を狩って団体戦を終わらせてしまえば、暗殺計画自体が無しになる筈だと言います。
これを聞いた狗巻は「しゃけ」と手をついて納得。
パンダに手を振って、呪霊狩りをするべく駆け出していました。

また、小説版「夜明けのいばら道」に収録されている「野薔薇と棘」の中でも、狗巻の優しい一面が描かれていました。
釘崎は、真希やパンダと比べて、狗巻とは接点が少ない上に、狗巻がおにぎりの具でしか喋らないため、狗巻がどういう人間なのかよく分からずにいました。
そんなある日、買い物をしていた釘崎は、道端で外国人に道を聞かれるも、おにぎり語で上手く説明出来ずに困りきっている狗巻に遭遇。
代わりに説明してあげた釘崎は、買い物に戻ろうとしますが、狗巻はそれを引き留めます。
しかし、おにぎり語がよく分からない釘崎にはその真意が伝わらず、狗巻の元を離れてしまい、狗巻は手を伸ばして再び引き留めようとしましたが、その手が老婆にあたってしまい、その老婆が横断歩道を渡るのを手伝ってあげている内に、釘崎を見失ってしまいます。
その後、釘崎は呪詛師に捕まって拘束されてしまい、狗巻が自分を引き留めていたのは、狗巻がこの呪詛師を取り締まる任務についていて、この辺りが危険であることを知っていたため、釘崎を心配していたのだ、と気付くのでした。
その後、狗巻が救出しに来てくれたため、解放された釘崎。
一件落着かと思いきや、なんと狗巻が釘崎をかばって攻撃を受けてしまいます。
呪言師であるが故に、釘崎に迫っていた攻撃を言葉で伝えることが出来なかった狗巻は、身を挺して釘崎を守ったのでした。
これによってブチ切れた釘崎は、術式を使って呪詛師にダメージを与える事に成功。
いっそこのままトドメを刺してしまおう、と考えていましたが、狗巻は呪言を使ったせいでボロボロの喉で「ころすな」と、釘崎の動きを封じました。
それは呪詛師を思ってのものではなく、釘崎に、「命を奪う」という重さを背負わせないためでした。
この一件から、狗巻が深い思いやりを持った人物であることを痛感した釘崎。
二人の距離も縮まっており、釘崎も狗巻のおにぎり語を完璧に理解し、コミュニケーションが取れるようになっています。

悪ノリ好き

狗巻は「悪ノリ好き」というギャップの持ち主。
基本的にはパンダや五条と一緒になって悪ノリしていることが多いです。
じゅじゅさんぽでも、パンダ、五条と共に、女子の制服を勝手に着るといういたずらをしており、真希のスカートを着て「高菜!」と元気よく教室に登場。
そこにいた釘崎に、思い切りげんこつを食らっていました。
ちなみに、伏黒は「手放しで尊敬できる先輩は、乙骨先輩が唯一」であると発言していますが、狗巻がそこに含まれなかったのは、こうやって、狗巻がすぐにパンダや五条のおちゃらけに乗っかるからだそうです。

呪術廻戦 狗巻棘(いぬまきとげ)の関係者

乙骨憂太

特級過呪怨霊・折本里香に憑かれていた乙骨。
乙骨の意思とは関係なく、自分の周りの人間を里香が傷つけてしまうため、苦しんでいました。
そんな乙骨の境遇が、呪言によって呪いたくない相手を呪ってしまう過去を持つ自分と重なったこともあり、狗巻は入学当初から狗巻のことを気に掛けていたんだとか。
ただ、呪いについての知識が全くなかった乙骨は、呪言についてよく分かっておらず、狗巻のことを「少し怖い」と感じていました。
そんな中、二人で任務に向かうことになり、入学したばかりで慣れない任務に怯えまくっている乙骨を励まそうと、「しゃけ」と声をかけた狗巻でしたが、その意味が分からない乙骨は、更に怯えてしまいます。
こうして始まった任務ですが、予定外の準1級相当の呪霊が出現。
突然仕掛けられた攻撃に、狗巻は乙骨をかばって指を負傷。
更に格上相手に呪言を使ったことで、かなり喉を痛めている状態でしたが、まだ戦いに不慣れな乙骨を思い、乙骨を逃がして一人で戦場へ向かおうとします。
ですが、そんな狗巻を見て、その優しい本質に気付いた乙骨が、「ありがとう、狗巻君。でも大丈夫だよ。二人で頑張ろう!」と声を掛けると、そんな乙骨の意思を汲み、共闘することに。
無事に準1級相当の呪霊を祓うことに成功し、その頃には乙骨も、狗巻のおにぎり語を難なく理解出来るようになり、「しゃけ」と手を出した狗巻とハイタッチも交わしています。
ちなみに、0巻終盤、乙骨を逃がすために狗巻は「ゆうた」と呼びかけているのですが、今の所狗巻が呪言やおにぎり語以外を話した唯一のシーンであり、更には狗巻が乙骨のことを下の名前で呼んでいることも判明しています。

呪術廻戦 乙骨憂太(おっこつゆうた)完全解説!声優/現在/リカちゃんとの関係は?呪術廻戦 乙骨憂太(おっこつゆうた)概要/プロフィール 呪術廻戦 乙骨憂太(おっこつゆうた)の概要 呪術廻戦の前日譚となる0巻の主人...

呪術廻戦 狗巻棘(いぬまきとげ)の能力

生得術式「呪言」


呪言は狗巻家相伝の高等術式です。
言葉に呪力を乗せて対象に放ちます。
こういった術式の特性上、日常生活に支障は出るものの、効果は絶大で、「潰れろ」と唱えれば、その言葉通り対象を潰すことが可能。呪言
電話を通して遠隔で術式を発動させたり、メガホンを使って高範囲を術式対象とすることも出来ます。
ただ、威力の高い言霊であったり、格上相手に使用した場合には、狗巻の喉にも大きく負担がかかり、未登録の特級呪霊・花御相手に「ぶっ飛べ」と強力な呪言を使用した時、狗巻は大量に吐血し、倒れてしまいました。
狗巻は喉のダメージへの対策として、のど薬「ノドナオール」を使用しています。
乙骨との任務の際、この「ノドナオール」を落としてしまったことでピンチになった反省から、今では予備も持ち歩くようになりました。
ただ、加茂曰く、呪言は対呪霊に特化した術式であり、来ると分かっている呪術師にとってそこまで恐ろしいものではないとのこと。
そして耳から脳にかけてを呪力で守っていれば大丈夫だと伝えていますが、これを実行した西宮は、「来るか来ないか分からないと延々気を散らされる」「いてもいなくても厄介」と、狗巻への警戒心を強めています。

また、狗巻は、虎杖や真希のような超人の影に隠れてはいますが、身体能力も高いです。
交流会二日目の野球戦では、狗巻の足の速さに、虎杖も驚いていました。

呪術廻戦 狗巻棘(いぬまきとげ)の現在の立ち位置 2021年10月時点

呪言を生かした任務をこなす

狗巻は呪言を生かした任務が多く、これまでに肉弾戦で呪霊を祓うようなシーンは描かれていません。
0巻では、低級の呪いの群れを、呪言を使って一気に祓う任務を任されており、渋谷事変でも、メガホンを使って大勢の人を術式対象とし、一気に避難させる役割を担っていました。
この時、封印された五条を取り返すべく、駅構内を目指していた虎杖は、外で大量の改造人間が一般人を襲っている状況を目の当たりにし、「早く五条の元に向かわなければ」という思いと「ここで襲われている人を放ってはおけない」と葛藤し、足を止めてしまいます。
狗巻はそんな虎杖に「明太子!」と声を掛け、メガホン片手にピースしながら「しゃけ」と一言。
そして呪言を使って一気にその場の人間を避難させることで、虎杖を先に向かわせています。

呪術廻戦 狗巻棘(いぬまきとげ)の最新の状況 2021年10月時点

片腕を欠損


渋谷事変において、虎杖を助けてから一度も描写がなく、その後が心配されていた狗巻ですが、渋谷事変後に衝撃的な事実が明かされます。
それは乙骨の口から語られた「彼(虎杖)は渋谷で狗巻君の腕を落とした」という言葉。
そして、左腕を失った痛々しい狗巻の姿が描かれたことで、ファンは激震しました。
腕を落としたシーンが一切描かれていないことや、”虎杖が落とした”という乙骨のセリフから、「乙骨を虎杖の死刑執行役にするため、上層部が乙骨の親友である狗巻の腕を故意に落とし、虎杖に罪を着せて乙骨に焚き付けたのではないか」といった憶測が飛び交いました。
ですが、休載前の「死滅回游編概説」によれば、狗巻は宿儺の領域展開に巻き込まれ、腕を失ってしまったとのこと。
確かに、宿儺の領域に巻き込まれて亡くなった一般人は、その直前に狗巻について話していた為、恐らく狗巻が避難させた人であり、狗巻もまだその近辺にいたと考えられます。
また、宿儺の領域は空間を結界で分断しないため、狗巻の高い身体能力があれば、位置によっては死なずに脱出することも、出来なくはない筈です。
その際に、腕だけが領域内に残ってしまい、失われたものと思われますが、狗巻の優しい性格上、もしかしたら一般人を助けようと腕を差し伸べたが故に、落とされてしまったのではないか、という考えも見られました。

また、怪我をした部分には、通常の包帯ではなく呪符のようなものが巻かれており、狗巻がこの呪符によって上層部に拘束されているとする説に対し、この呪符には治癒の術式が組み込まれており、治療の為に巻いているのではないか、という設も浮上。
先ほど述べた「上層部が狗巻の腕を落とした」というのが考えにくくなったことで、上層部が狗巻を拘束する理由がなくなり、現在は後者の「治療説」がやや有力かと思われますが、狗巻が置かれている状況は混沌としたまま、謎に包まれています。

狗巻棘(いぬまきとげ)についての考察

狗巻内通者説の信憑性とは

高専内にいるとされる、羂索側に情報を流している内通者の存在。
五条と歌姫の調査によって、内通者は2人以上で、1人は学長以上の人物であることが判明します。
そしてその内の1人は与幸吉であることも分かりました。
そんな内通者について、狗巻が該当しているのではないか、と言われているんです。
「学長以上の人物」には、学生の狗巻は当てはまりませんが、内通者は”2人以上”なので、狗巻を含む学生内に、与幸吉の他にも内通者がいる可能性は十分にあります。
そして読者から怪しまれている人物の一人が、狗巻なのです。
そのきっかけの一つは、アニメ第2クールのオープニングにて、みんなが夜蛾と思われる人物に線香をあげているシーン。
虎杖や伏黒などは、覚悟を決めたような表情で前を見ている中、狗巻と七海が、少し上を見上げているように見えます。
七海は夜蛾より先に亡くなっているため、みんなと違う表情になることも説明がつきますが、狗巻にはこれといった理由がないため、内通者だからみんなと違う所を見ているのではないか、といった憶測が生まれました。
また、「狗巻」の「狗」の字にスパイの意味があることも、疑われる理由となっていますが、実は狗巻を内通者だと断定出来るような証拠は見られていません。
主要キャラでありながらも、中々掘り下げられない事や、狗巻の心の中が一度も描写されていないこと、そしてアウトローな狗巻家の謎によって、内通者に狗巻の名前が挙がってきているような気がしています。

呪術廻戦 キャラ解説(ネタバレ注意)