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呪術廻戦 楽巌寺学長(がくがんじよしのぶ)完全解説!呪術高専の学長の能力/強さ/東京校の学長夜蛾正道との戦闘は?

呪術廻戦 楽巌寺学長(がくがんじよしのぶ)概要/プロフィール

呪術廻戦 楽巌寺学長(がくがんじよしのぶ)の概要

京都府立呪術高等専門学校の学長です。
長い眉毛と髭が特徴のお爺ちゃんですが、耳、鼻、唇に複数のピアスが開いており、ロックな出で立ちをしています。
保守派筆頭と言われており、呪術界に革新を起こしたい五条とは対立関係にあります。

呪術廻戦 楽巌寺学長(がくがんじよしのぶ)のプロフィール

名前 楽巌寺嘉伸(がくがんじよしのぶ)
年齢 76歳
誕生日 不明
階級 不明
出身地 不明
身長 168㎝(腰が曲がった状態)
体重 不明
趣味・特技 ギター(軽音楽器全般いける)
好きな食べ物 天ぷら
嫌いな食べ物 馬肉
ストレス 五条

楽巌寺は腰が大きく曲がっていて杖をついており、頭に毛はありませんが、眉毛と髭は白髪でとても長く、いわゆる「お爺ちゃん」といった外見です。
そんな楽巌寺のキャラクターデザインについて芥見先生は「ネテロ会長と山本総隊長の間で揺れ動いた結果」とコメントされています。
ネテロ会長はHUNTER×HUNTERのキャラクターで、山本総隊長はBLEACHのキャラクターなのですが、確かに両者とも白くて長い眉毛や髭が特徴的なキャラクターです。

呪術廻戦 楽巌寺学長(がくがんじよしのぶ)生い立ち

バンドを組んでいた

楽巌寺の過去などについての詳細は未だ明かされていませんが、過去にバンドを組んでいたことは分かっています。
ただ、バンドメンバーは楽巌寺以外みんな死んでしまったとのことで、現在はメンバー募集中だそうです。
もしかしたら他のメンバーも、楽巌寺のように楽器にまつわる術式を持った術師で、任務の中で亡くなったりしたのかもしれません。
また、楽巌寺がギターを使う術式であることや、単行本のおまけページで「ジミヘン」というアメリカのギタリストが好きだと明かされていることから、ギターを担当していた可能性が高いです。
ちなみに「ジミヘン」とは、ジミ・ヘンドリックスさんの日本での愛称とのことでした。

呪術廻戦 楽巌寺学長(がくがんじよしのぶ)の人物像・エピソード

保守派筆頭

呪術界において、保守派筆頭と言われている楽巌寺。
保守派とは、呪術規定に対しての”保守”のみならず、「呪術とはこうあるべき」という思想があり、ニューテクに絡む術式を嫌うような、頭の固い印象を受ける派閥です。
そんな派閥の筆頭である楽巌寺は、宿儺の器である虎杖の暗殺を2度試みています。
1度目は、虎杖が伏黒や釘崎と共に少年院での任務に向かった時です。
特級に変態を遂げかねない呪胎が発生した少年院に虎杖達を派遣し、特級呪霊を使って体よく虎杖を殺害しようとしました。
本来、特級案件に1年生の派遣は有り得ないことですが、それに気付いて妨害するであろう五条が出張に行っている間に、この作戦は決行されています。
この一件に楽巌寺が関わっていた決定的証拠はありませんが、五条は保守派筆頭の楽巌寺は一枚嚙んでいる筈だと踏んでいました。
また、伏黒や釘崎が巻き込まれたことについても、伏黒達がもし死んだら、虎杖の死刑に無理矢理執行猶予を取り付けた五条に嫌がらせが出来て、一石二鳥と考えているのだろう、と推測しています。
実際にこの少年院の任務中に、虎杖は死亡しますが、五条はそういった上層部の思惑を読んでいた為、交流会まで虎杖は死んだままにしておいて、その間に、次いつ上層部に狙われても対応できるだけの力を付けさせることにしています。

そして交流会当日、東京校、京都校の全参加メンバーが揃った所で、五条による「虎杖生存サプライズ」が行われることに。
箱から元気よく飛び出してきた虎杖を見て、楽巌寺は目を見開いて驚いていました。
2度目の暗殺はその交流会の時です。
こちらは楽巌寺主導で行われました。
楽巌寺は虎杖が生きていたことを知り、団体戦の騒動に紛れて虎杖を殺そうと計画を立てます。
そこで京都校の学生たちに「宿儺の指、虎杖悠仁は殺せ」「アレは人ではない。故に全て不問。事故として処理する。遠慮も躊躇もいらんぞ」と指示。
更にそれだけではなく、学生達が暗殺に失敗した時に備えて、調教済みだという準1級呪霊を、団体戦のエリア内に密かに放っていました。
用意周到に、確実に虎杖を殺そうとしていた訳です。
しかしそれも、伏黒達や東堂の妨害により失敗した上、花御が乱入してきたことで、それどころではなくなってしまいました。

こうして何度も虎杖を暗殺しようとするため、あまりいい印象のない楽巌寺。
しかし、虎杖の人柄を知らない人間からすれば、宿儺の器など恐怖の対象でしかなく、殺す事も、呪霊を祓う時の感覚とあまり変わらないのだといいます。
つまり、そもそもの虎杖に対する認識が違うのだと、パンダも説明していました。
交流会終了後、夜蛾から「まだ虎杖が嫌いですか」と訊ねられた際、楽巌寺は「好き嫌いの問題ではない。呪術規定に基づけば虎杖は存在すら許されん」「個のために集団の規則を歪めてはならんのだ。何より、虎杖が生きていることでその他大勢が死ぬかもしれん」と、呪術的には至極真っ当なことを述べています。
更に、その後夜蛾から「虎杖についての判断が正しいかどうか、正直私にも分かりません。ただ、今は見守りませんか。大人達の後悔はその後で良い」と言われ、それ以降、虎杖の命を狙うようなことはしなくなりました。
そもそも楽巌寺は、むやみやたらに虎杖を殺そうとしていたのではなく、宿儺の器という脅威を、安全のために排除しようとしていたに過ぎず、「完全に腐敗しきった上層部の人間」とは少し違うようです。
過去に虎杖と同じ様に、乙骨が「里香」という強大な呪いが憑いていることで上層部に殺されかけていた時も、楽巌寺は、「里香」は宿儺と違って謎な部分が多いため、様子見するに留まっていました。

呪術廻戦 楽巌寺学長(がくがんじよしのぶ)の関係者

加茂憲紀

保守派と加茂家は仲良しであると、ファンブックで記載がありました。
楽巌寺が学長を務める京都校には、加茂家の次期当主・加茂憲紀が在学中ですが、楽巌寺は加茂に対し、他の生徒よりも厚い信頼を置いているのではないか、と思わせる描写がいくつかありました。
交流会前のミーティングでは、加茂が術師として優秀であり、知識が豊富であることを踏まえてか、「敵対術師に止めを刺す時、気を付けなければならないことは何か」という質問を、みんながいる中で、あえて加茂を指名して問いかけました。
その期待に応えるかのように、加茂は「死後呪いに転ずることを防ぐために呪力で殺します」と簡潔かつ即座に回答しています。
その後も楽巌寺は、「虎杖暗殺を確実なものにするために、調教済みの準1級呪霊をエリア内に放つ」という作戦を加茂にだけ伝え、場合によっては上手く使って虎杖を殺すよう指示を出し、呪霊の躾に使ったという匂いと笛を託しています。
加茂家の実情は殆ど明かされていませんが、御三家の中で最も保守派及び上層部と親しいと言われているため、物語の鍵を握っている可能性があります。
もしかしたらこういった楽巌寺が加茂に対して見せていた信頼も、なんらかの伏線なのかもしれません。

呪術廻戦 楽巌寺学長(がくがんじよしのぶ)の能力

ギターを扱う術式

エレキギターを奏でて生じた旋律を増幅し、呪力に変換して撃ち出す術式です。
中距離戦を得意とし、放った呪力は衝撃波の刃となって対象を切りつけます。
楽巌寺自身が旋律を増幅させるためのアンプとなっており、戦闘中は演奏しているかの様に音が鳴ります。
呪力以外にも楽器の才も問われる、珍しい術式です。

また、普段は腰が大きく曲がっている楽巌寺ですが、戦闘時は背筋が伸びてシャキッとした姿に様変わりするんです。
更に着物がはだけ、その中に来ている黒いロゴTシャツが明らかになり、袴にロゴT、そして手にはエレキギターと、かなりロックな出で立ちとなります。

呪術廻戦 楽巌寺学長(がくがんじよしのぶ)の現在の立ち位置 2021年11月時点

京都校学長

京都校の学長として、学生や教師陣を取り仕切っている楽巌寺。
東堂は楽巌寺から虎杖暗殺を命じられた際、楽巌寺を”爺さん”呼ばわりし「次俺に指図してみろ、殺すぞ」とかなり反抗的な態度を取っていましたが、他の学生たちは、概ね楽巌寺の指示に従っています。

学長を務める傍ら、保守派筆頭である楽巌寺は、呪術界に革新起こすことを望む五条とは対立しており、バチバチの関係性です。
少年院で虎杖が暗殺されそうになった時、それが上層部の仕業だと気付いた五条は、交流会前の打ち合わせで夜蛾の元を訪れていた楽巌寺の前に現れます。
伊地知を脅して夜蛾に嘘の集合時間を伝え、楽巌寺に待ちぼうけを食らわせ、その隙に登場したのでした。
そして五条はいきなり「その節はどーも」と嫌味たっぷりに言い、楽巌寺が「はて、その節とは」ととぼけると「とぼけるなよジジイ。虎杖悠仁のことだ。保守派筆頭のアンタも一枚嚙んでんだろ」と煽ります。
楽巌寺が「最近の若者は敬語も使えんのか」とため息を付けば「ハナから敬う気がねーんだよ」と清々しいまでにはっきりと言い返していました。
続けて、「アンタらがしょーもない地位や伝統のために堰き止めていた力の波が、もうどうしようもなく大きくなって押し寄せてんだよ」「牙を剥くのが僕だけだと思ってんなら、痛い目見るよお爺ちゃん!」と言いたい放題言って、言いたいこと言った帰る、と去ってしまいました。
こうして嵐のように現れ、あっという間に去った五条でしたが、夜蛾には待ち合わせ時間を2時間遅らせて伝えており、楽巌寺はここから更に2時間も夜蛾を待つハメになりました。
五条の言っていることは間違っていないかと思いますが、48個も下の五条にこれだけ言われて、楽巌寺の心労は相当なものだったのでしょう。
ちなみに五条が楽巌寺を煽るのは常であり、交流会に侵入者がいることが判明し、教師陣もエリア内に駆け付けることとなった際も、「ほらお爺ちゃん!散歩の時間ですよ!昼ご飯はさっき食べたでしょ!」とボケ老人扱いしていました。
楽巌寺は無視を決め込んでいます。
そんな五条は、楽巌寺のストレスの要因として挙がっていました。

呪術廻戦 楽巌寺学長(がくがんじよしのぶ)の最新の状況 2021年11月時点

夜蛾の処刑人に

渋谷事変後に総監部から下された「夜蛾正道を、五条悟と夏油傑を唆し、渋谷事変を起こしたとして死罪を認定する」という通達。
その執行人となったのが、楽巌寺でした。
夜蛾は過去にパンダを生み出した際、パンダの様な完全自立型呪骸を故意に作成できるのであれば、容易に軍隊を所持できるだけの脅威であるとして、上層部から無期限拘束されそうになっていました。
しかし楽巌寺が、念を押すように完全自立型呪骸の作成方法を知らないんだな、と問いかけた際、「…はい」と俯いており、その後開放されています。
もしかしたらこの時、楽巌寺が何らかの計らいをしてくれたおかげで、開放されたのかもしれません。
ですが上層部は、渋谷事変で五条が封印されたことで後ろ盾がなくなった夜蛾に対し、濡れ衣を着せて死罪を突き付け、死罪を免れたければ完全自立型呪骸の作成方法を明かせ、と迫ったのです。
それでも尚、口を割らなかった夜蛾は、楽巌寺の攻撃によって致命傷を負うこととなります。
しかし夜蛾は、楽巌寺と2人きりになると、なんと楽巌寺にだけ完全自立型呪骸の作成方法を伝えました。
驚いた楽巌寺は「何故…今更話した。何故もっとはやく、何故生き延びなんだ」と目を見開きましたが、夜蛾は少しだけ微笑んで「呪い…ですよ、楽巌寺学長。私からアナタへの呪いです」と最期の言葉を残し、亡くなりました。
その後駆け付けたパンダは楽巌寺について、夜蛾と仲が悪くなかったことから、楽巌寺も上に言われてそれに従ったにすぎない、”落ちてるナイフみたいなもんだ”と言っていましたが、夜蛾が自分の死後を楽巌寺に託すような言葉を遺したことからも、学長同士、信頼関係があったこと、そして五条は忌み嫌っていますが、楽巌寺は悪人ではないのではないか、と感じ取ることが出来ます。
また、楽巌寺の眉毛は「テンションによって伸び縮みする不思議眉毛」と言われています。
これまでに眉毛が伸びていたのは、戦闘中など緊張状態になっているシーンだったのですが、夜蛾を処刑した際も、楽巌寺の眉毛はかなり長くなっていました。

呪術廻戦 楽巌寺学長(がくがんじよしのぶ)についての考察

ニューテクと絡む術式を持ちながら、なぜ保守派筆頭なのか

保守派はニューテクを絡む術式を嫌う、と先ほど述べましたが、楽巌寺の術式はギターを扱っており、思い切りニューテクと絡んでいます。
それなのになぜ、保守派筆頭となっているのでしょうか。
その理由について、楽巌寺は実力によって上層部を黙らせていたのではないか、と考察されています。
楽巌寺の戦闘能力や等級などの詳細は不明ですが、同じ学長の夜蛾が1級であることを考えると、楽巌寺も同等の力がある可能性が高く、学長に上り詰めていることからも、有り得ない話ではないのかな、と思いました。
ただ、仲が良かった夜蛾の死刑執行を指示されていて、さらにそれを断れていないところを見ると、上層部の中ではそこまで権力はないのかな、という気がします。
そこで考えられているのが、楽巌寺はニューテクと絡む術式でありながらも呪術界における立場を守るため、保守派を名乗り、筆頭にまでなっているのではないか、という説です。
楽巌寺の腐りきっているわけではない性根を見ると、こちらの説の方が少ししっくりきます。
夜蛾が何故楽巌寺に今後を託すような言葉を遺したのか、そしてそれをどうするのか、なぜニューテクと絡む術式ながら保守派筆頭なのか、楽巌寺にはまだまだ明かされていない謎が残されています。

呪術廻戦 キャラ解説(ネタバレ注意)