呪術廻戦

呪術廻戦 九十九由基(つくもゆき) | 黒幕の噂が…/能力・生い立ち完全解説!

呪術廻戦 九十九由基(つくもゆき)概要/プロフィール

呪術廻戦 九十九由基(つくもゆき)の概要

4人しかいない特級の名を冠する人物の1人で、特級呪術師の紅一点です。
”女の好み”を訊ねる癖があり、この癖は弟子である東堂にも継がれています。
クールビューティーなビジュアルのため、一見近寄りがたいですが、実は非常にフランクな性格をしています。

呪術廻戦 九十九由基(つくもゆき)のプロフィール

名前 九十九由基(つくもゆき)
年齢 不明(夏油よりも先輩か)
誕生日 不明
階級 特級
出身地 不明
身長 170㎝以上か(約170㎝の真希よりもやや大きく見える)
体重 不明
趣味・特技: バイク
好きな食べ物 チキンブリトー
苦手な食べ物 海藻類
ストレス 任務

九十九は、高身長で抜群のスタイルをしており、金髪スーパーロングのストレートヘアがよく似合う美女です。
趣味・特技にバイクを挙げていますが、初登場シーンもバイクから降りてサングラスを外しながらでしたし、その後の登場時もバイクに乗っている姿が描かれています。
ちなみにバイクに乗る際は、いつも革ジャンを着ていました。

呪術廻戦 九十九由基(つくもゆき)生い立ち

最も詳細不明の特級呪術師

九十九は、現状最も詳細が明かされていない特級呪術師です。
ただ、呪術師という呪いを祓う立場にありながら「呪霊が生まれない世界を作りたい」という新たな視点を持つ人物ですので、呪術師になるにあたって、過去にそう思わせるようなエピソードがあったのかもしれません。
また、冥冥のようなフリーの呪術師ではなく、一応高専に所属しているようです。
任務はろくにしませんが、それでも高専をクビにならないのは「特級だから」とのこと。

呪術廻戦 九十九由基(つくもゆき)の人物像・エピソード

世界から呪霊を無くしたい

本編から12年前、高専を訪れた九十九は、星漿体護衛の任務に失敗し、呪術師としての在り方について思い悩んでいた夏油と偶然出くわしました。
そして夏油の会話していく中で、高専とは方針が合わない、と九十九は言い出します。
高専が呪霊に対して取っているのは「祓う」という「対処療法」であり、そうではなく「呪霊の生まれない世界を作る」という「原因療法」をしたいのだ、と夏油に語りました。
そのための研究も進めているようです。

では、呪霊の原因療法とは、一体どういったものなのでしょうか?
そもそも呪霊が何から生まれるのかというと、人間から漏出した呪力が、澱の様に積み重なり、形を成すことで生まれます。

このことを踏まえて、呪霊が生まれないようにするには、
①全人類から呪力をなくす
もしくは
②全人類に呪力のコントロールを可能にさせる
という2つの方法が考えられます。

①については、天与呪縛によって呪力が完全に0となる人物を研究することで可能になると考えていたようですが、その対象となる甚爾が死亡してしまったことで、非現実的なものになってしまいました。
残る②こそ、この時の本命とのこと。
術師は呪力の漏出が非術師に比べて極端に少ないため、術師からは呪霊は生まれません。
術式行使による呪力の消費量や容量の差はもちろんですが、呪力は術師の中をよく廻るため、体外に漏出しにくいのです。
簡単に言ってしまえば、全人類が術師になれば、呪いは生まれない、ということ。
ここまで聞いた夏油は、「じゃあ、非術師を皆殺しにすればいいじゃないですか」と呟き、九十九は「それはアリだ」と返しました。
非術師を間引き続け、生存戦略として術師に適応して貰えば、呪いは生まれなくなると。
しかし「残念ながら私はそこまでイカれていない」と言っていたため、「全人類に呪力を”コントロール”させる方法」を研究し、模索しているようでした。
しかし、ここで話したことは夏油の心に大きな影響を与えており、夏油はこの後「非術師を皆殺しにして術師だけの世界を創る」と謳う呪詛師となってしまいました。

ちなみにこの時九十九は、本当は夏油ではなく五条に会いに行っていたようですが、結局すれ違って会えず、帰っていきました。
何故九十九が五条に接触しようとしていたのか、その理由は分かっていません。

呪術廻戦 九十九由基(つくもゆき)の関係者

東堂葵

九十九の弟子です。
東堂が小学3年生の時、”俺にナマこいた”という高校生を1人で伸しているのをたまたま見かけて、「ナイスファイト!ボーイ!」とスカウトしました。
東堂は、例え高校生に勝ったとしても「面白くなんてない。退屈な奴を捻ったって退屈に決まってんだろ」と口を尖らせていましたが、九十九との出会いで「退屈が裏返る予感」がしたと言っていました。
それから、九十九に特訓を付けられることとなった東堂。
顔に残った大きな傷跡も、任務などではなく九十九の無茶なシゴキのせいなんだとか。
その後、九十九の推薦により高専に入学。
東堂は非術師の家系でありながら、在学中に1級に上り詰めています。

そんな東堂といえば「どんな女がタイプだ」という恒例の質問。
東堂は相手を見定めるためにこの質問を投げかけるのですが、そのタイミングは出会い頭や戦闘中などかなり唐突なタイミング。
更に、その回答が東堂にハマるか否かで、東堂にとってその相手が退屈か否かも決まります。
これまで東堂にハマったのは、東堂と全く同じ好みだった虎杖だけでした。
東堂がぶっ飛んだキャラクターであることを象徴するエピソードの1つなのですが、実はこの質問自体、九十九の癖であり、それを東堂は継いでいるのです。
九十九が東堂に初めて会った時も「どんな女がタイプだい?」と訪ねています。
そんな東堂自身の好みはというと「ケツとタッパがデカい女」なのですが、この好みさえも九十九由来とのことでした。

呪術廻戦 九十九由基(つくもゆき)の能力

式神使い?

九十九の戦闘シーンはこれまで一度も細かに描かれて来なかったため、術式や戦闘方法の詳細は不明です。
ただ、東堂と出会った時と、渋谷事変で羂索と対峙した時などに、”パキキ”という効果音と共に、細長い呪霊の様な生物を引き連れており、このことから、九十九の術式が呪霊操術で、この細長い生物は呪霊操術で操っている呪霊だとする説や、細長い生物は呪霊ではなく式神で、九十九は式神使いなのではないか、などと様々な考察がなされて来ました。
しかし、「呪術廻戦」1st seasonコンプリートブックにて、この生物は式神であることが明かされています。
どうやら式神を用いた術式である可能性が高いです。

また、渋谷事変で登場した際には、その場にいた全員が全滅しかかった、裏梅の「直瀑」を一瞬で消し去っており、その強さを感じさせました。
九十九は規格外の強さを誇る五条や乙骨、夏油と並ぶ特級呪術師ですので、やはり相当な実力者であることは間違いありません。

簡易領域

簡易領域とは、領域から身を守るための結界です。
九十九の弟子である東堂が、真人の領域に巻き込まれた際、「”九十九由基直伝”の簡易領域」にて身を守っていたため、九十九自身も簡易領域を扱える可能性が非常に高いです。

呪術廻戦 九十九由基(つくもゆき)の現在の立ち位置 2021年11月時点

海外をフラフラしている特級呪術師

九十九は特級という階級にありながらも、先述の通り高専の「対処療法」に反発し、任務はろくにせず、海外を放浪しています。
逆に特級であるが故にクビにこそなっていませんが、お給料はストップしているとのこと。
ちなみに海外では、元夏油一派の術師・ラルゥと仲間になっていたことも判明しています。

とはいえ九十九は何も、ただ任務を放棄しているだけではなく、九十九の望む「原因療法」についての研究を進めているようです。
12年前の時点では、呪霊が生まれない世界を作るために「全人類から呪力をなくす」というプランの為に、呪力が完全にゼロだった甚爾に研究させて欲しいと依頼したものの、断られてしまった、と話していました。
天与呪縛によって呪力が一般人並みになるケースはあっても、完全にゼロというのは世界中探しても甚爾1人しかいなかったとのこと。
その甚爾に研究を断られ、更には彼が死んでしまったため、この時は「全人類に呪力をコントロールさせる」プランを本命と捉えていましたが、渋谷事変の時点では、再び「呪力からの脱却」を目標に据えています。
「全人類から呪力をなくす」プランですね。
逆に「呪力の最適化」つまり「全人類に呪力のコントロールをさせる」ことこそ、人類のネクストステージであるとする羂索に、「最適化プランには大きな穴がある」と九十九は反論しています。
海外では日本に比べて呪術師や呪霊の発生が極端に少ないこと、最適化プランには天元の結界が必要不可欠であることを踏まえると、天元を利用して呪力が最適化され、術師と成るのは日本の人間限定となります。
呪力というエネルギーを、日本がほぼ独占することとなり、彼の国はもちろん、中東諸国が黙っている筈がありません。
更に、生身の人間をエネルギー源としているため、どんな不幸が生まれるかは想像に容易いともいいます。
そしてそれは、九十九が描く理想とはかけ離れているのだと。
ただ、羂索は九十九とは違い、呪霊のいない世界や、牧歌的な平和を望んでいる訳ではないとのことで、九十九とは根本的に目的が違うようでした。

また、甚爾が死んでしまって研究対象がいなくなってしまったのに、何故また「呪力からの脱却」を目標に据えているのか、についてですが、真希の誕生が大きな理由となっていると思われます。
真希もまた、天与呪縛によって呪力が殆どなく、代償として人間離れした身体能力を与えられた存在です。
渋谷事変後に九十九は、漏瑚に焼かれた人物の中で、真希だけが唯一生き残ったことに対し「さすがは天与呪縛のフィジカルギフテッド。最後の最期呪いへの耐性ではなく、生来の肉体の強度が生死を分けた」と評価していました。
このことから、真希が天与呪縛であることを既に知っていて、その力に興味を持っていることが分かりますよね。
ただ、真希はずっと、甚爾と違って呪力が完全にゼロではありませんでしたが、渋谷事変後に真依を失ったことで覚醒。
はっきりと明言されたわけではないですが、甚爾に匹敵する力を得ていたことから、呪力も完全にゼロになったものと思われます。
それを知れば、尚更九十九は、真希を研究して「全人類から呪力をなくす」方法を生み出そうとすることでしょう。

また、過去編で夏油と話していた際、九十九が「天与呪縛はサンプルも少ないし」というコマに、子供の頃の真希が描かれてもいました。
今思えば、これもまた単なる例として描かれただけではなく、伏線だったのかもしれません。

呪術廻戦 九十九由基(つくもゆき)の最新の状況 2021年11月時点

天元の元へ

渋谷事変終盤に駆け付け、虎杖達の窮地を救った九十九。
しかし、結局羂索は五条を封印した獄門疆を持ったまま逃亡してしまいます。
その後、九十九は虎杖に「気付いたかな。私は君たちの味方というわけではないんだ。ただ世界から呪霊をなくしたいだけの、しがない美女さ」と伝えています。
ですが、羂索の動きに対して迷いが生じてしまったことを謝り、そのお詫びというわけではないとしつつ、その場にいた虎杖の仲間を保護し、高専へと送り届けてくれました。
虎杖は、宿儺が犯した大量殺人や、宿儺が恵を使って何かを企んでいることを背負い、もう高専には戻らない覚悟でいましたが、乙骨や恵の説得により、恵達と共に「死滅回游」の平定に乗り出すことに。
その手立てとして、九十九が、天元と接触し、獄門疆の解き方と、羂索の具体的な目的や今後の出方を聞くべきだと提案。
九十九、虎杖、恵、乙骨、真希、脹相の6人で天元の元へと向かいます。
そこで天元は、虎杖達の質問に答える代わりに、乙骨、九十九、脹相という特級の名のつく3人の内2人に、護衛について欲しいと言います。
九十九が「フェアじゃないなぁ。護衛の期間も理由も明かさないのか?」と反抗したところ、天元は、羂索の目的は「天元と全人類の同化」であると伝えます。
そして、12年前に同化に失敗したことで、組成が呪霊に近くなった今の自分は、羂索の呪霊操術の対象であり、術師としての羂索の実力を考えると、羂索と対峙した時点で取り込まれる可能性があるといいます。
同化自体は天元が拒むことが出来ますが、呪霊操術で取り込まれてしまえばそれも叶いません。
天元が呪霊操術で羂索の手に渡れば、取り返しのつかない事態になってしまうのです。
そこで、九十九は「天元と話足りない」という理由で自ら護衛を名乗り出ることに。
脹相もまた、羂索の命を絶つという目的があるため、羂索自身が乗り込んでくる可能性がある天元の元に残ることを決めました。
こうして九十九は現在、脹相と共に天元の護衛についています。

また、この時九十九が、天元から「君は初対面じゃないだろう」と言われていたことから、既に面識があることが分かります。
こういった緊急事態以外に天元と接触できるのは、現段階では星漿体しか考えられないため、九十九は実は星漿体だったのではないか、という考察が浮上しました。
更に九十九が、自分は天元に拒まれる可能性がある、と踏んでいたことから、星漿体であったにも関わらず、同化を拒んだ過去があるため、そのように推測したのではないか、とも言われるようになりました。
渋谷事変後に高専に戻る際、九十九が「私もいい加減、天元と向き合わないとね」と発言していたこととも繋がります。
確かに九十九は天元のことにやけに詳しいですし、「天元と話足りない」というセリフも意味深ですよね。
本当に星漿体かどうかは定かではありませんが、九十九と天元の関係については気になる点が多いです。

九十九由基(つくもゆき)についての考察

「六眼を封印された今なら接触が可能だと踏んだんだが」の発言の意図とは

九十九達が薨星宮へ向かった時、最初は拒絶していた天元。

この時九十九は「天元は現に干渉しないが、六眼を封印された今なら接触が可能だと踏んだんだが、見通しが甘かった」という発言をしています。
このセリフについて当初、「天元は六眼に見られると不都合なものがあるから、六眼がいると出てこないのではないか」という考察がされていました。
しかし、12年前の星漿体護衛の任務に、天元から六眼持ちの五条を指名していることから、六眼に対してネガティブな感情を抱いているとは考えにくいですよね。

ではなぜ、こういった発言がなされたのでしょうか?

天元に対しての情報が少なく、敵か味方かも分からない状態だったため、「六眼に見透かされたくない何かがあるのではないか」という憶測が生まれてしまいましたが、九十九の発言の真意は「六眼が封印されるという緊急事態だから、接触が可能だと踏んだ」というものだったのではないでしょうか。
その後天元は「天元、星漿体、六眼、これらは全て因果で繋がっている」と言い、過去に羂索が、天元の同化を阻止するべく六眼の命を狙っていた事、そしてその命を絶っても、同化当日に六眼が現れ、羂索の作戦が失敗した、と話しています。
つまり六眼は、星漿体の護衛の為の存在である、とも考えられますよね。
六眼と無下限呪術を併せ持つ者が数百年に1度しか生まれないというのも、同化のタイミングに合わせているのではないか、と深読みすることもできます。
ということは、天元にとって六眼は必要不可欠なものであり、その六眼が封印された非常事態であるから、現の人間とも接触するのではないか、と九十九が考えたとするのが、一番しっくりきます。

呪術廻戦 キャラ解説(ネタバレ注意)