キングダム

キングダムの主人公”信”の出自と、現在の飛信隊に至るまで完全版!

キングダム主人公の”信”とは?

下僕出身の青年

元々信は、戦争によって親兄弟を亡くし、同年代の少年漂と共に里典(里長の役職名)の家で養われている少年でした。気に入らない事があると鞭で打たれるような厳しい環境でしたが、親友の漂と共にたくましく生きていました。

夢は天下最強の大将軍

そんな下僕の少年信には漂と共に目指している夢がありました。それが天下最強の大将軍になることです。戦いですべてを奪われた二人は、自分たちも戦いで欲しいものを勝ち取ろうと考えたわけです。

二人は力をつけるために事あるごとに木剣を使って仕合いをしており、その戦歴は1253戦332勝334敗587分。並々ならぬ決意を感じる数字です。

信のプロフィール

年齢 14歳(※紀元前245年時点)
出身地 城戸村
身長 不明
体重 不明
身分 下僕(最新話では将軍)
所属 秦国 (後に飛信隊の隊長に)
装備 王騎の矛、麃公の盾
将軍としての素質 本能型
キャラクターソング 飛矢の如く
声優) 森田成一 (幼少期: 福井美樹

 

信の出自と兵士になるまで

親友の漂

下僕という身分からスタートした信。夢である天下の大将軍になるためには、下僕という戸籍を持たない身分を脱して、兵士として戦に出る必要があります。

まだ14歳の信は、料理が不味いと里典から鞭をうたれた際に腹をたて、「こんな家出て行ってやる!」と夜中に叫びます。

しかし、同じ納屋で過ごしている漂から、「まだ早い。生活力がないから飢え死にする」と止められます。直情的な信と冷静な漂。良いコンビですね。

昌文君との出会い

そんな信たち二人に一つの転機が訪れます。

いつものように仕合いをしていた信と漂に、近くを馬車で通りかかった貴人が馬を止めて話しかけたのです。

その場で少し話をした後、帰宅すると普段と打って変わって低姿勢な里典の姿が。先ほどの貴人が家を訪問していた所でした。

この貴人の名前が昌文君。秦の国の王を支える側近の一人で、大臣の職位にいる人物です。そんな昌文君から漂だけを王宮に召し抱えたいと申し出られ、漂は士官を果たします。

後に分かる事ですが、漂の顔が秦王 嬴政(えいせい)と瓜二つだったため、影武者として目をつけられ召し抱えられたのです。

嬴政との出会い、漂との別れ

漂が王宮に士官して1か月後。王宮についてある噂を耳にすることになります。王弟の内乱で王宮内が血の海だというのです。漂を連れて行った昌文君は王の側近。真っ先に狙われる立場です。

不安を覚えながらも帰宅して休んでいると、納屋の前で物音が。ドアを開けるとそこには血まみれの漂が倒れていました。息も絶え絶えな漂は、動揺している信に地図を押しつけ、「いいな、信!!託したぞ!!」「二人は一心同体だ。お前が羽ばたけば俺もそこにいる。俺を天下に連れて行ってくれ」と、言い遺して息を引き取ります。.

託された地図の場所に到着したとき、そこにいたのは漂と瓜二つの顔をもつ秦王 嬴政でした。直後に到着した刺客を倒して嬴政と共に窮地を脱出。山の民の力を借りつつ、嬴政の王座奪還に尽力しました。

王座奪還に成功した信達は、無事に褒賞と身分を与えられ、その後の徴兵で秦軍に兵士として従軍することとなります。長いプロローグですが、ここまでで映画化されるほど濃厚なストーリーですね。

ここから信が天下の大将軍になるべく、飛躍していく物語が動き始めます

様々な将軍たちとの出会い

信はこの後、様々な出会いを通じて成長し将軍にまで昇り詰める事になります。

麃公(ひょうこう)

麃公は信が最初に従軍した「蛇甘平原の戦い」で秦軍の総大将を務めた将軍です。秦軍でも指折りの猛将で本能型の極みと呼ばれる戦い方をします。戦を炎のようにとらえていて、”勘”で敵将の別動隊を見破る等、感覚で戦う将軍です。

最初に麃公が登場した蛇甘平原の戦いでも、まだ一兵卒だった信の奮闘を察知して戦の流れを引き寄せました。その後の戦でも同じ戦場で戦う機会があり、隊を率いる信の姿を見て「お前もこっち側か」と評した将軍で、信の本能型の素質を見抜く良き理解者でした。

五か国合同軍vs秦の「合従軍編」では、李牧の奥の手の策”別動隊”の存在を見破り、李牧が自ら率いる別動隊を追撃した上に、本陣まで肉薄しました。この時に、本陣に控えていた敵将”龐煖”との一騎打ちに敗れ、麃公は命を落とします。一騎打ちの直前、自らの敗北を予感した麃公は信に自らの盾を投げ渡しました。

盾を受け取った信は直後の蕞の防衛戦を乗り切り、その後の戦いでも麃公を彷彿とさせるような”勘”による戦(本能型の将)に目覚めていくのでした。

王騎

人気アンケートでも2位に入るキャラクター。物語の序盤で退場したにもかかわらず、あまりにも大きな影響を与え続けています。最強と謳われた秦王”昭王”の時代に活躍した将軍で、六将の一人として数多くの武功をあげました。オカマのようなしゃべり方が特徴的で、最初の登場シーン「王座奪還編」では、嬴政の脱出時に襲い掛かったりと、行動の読めないキャラクターでした。

しかし、戦の腕や将を見る目は比類なく。信が兵卒から初めて隊を率いる事になった際は、紛争地帯に突き落として必要な経験を積ませ。王騎が総大将を務めた馬陽の戦いでは、まだ百人将だった信に”飛信隊”の名前と特務部隊としての任を与えました。

大将軍として強力な私設部隊を持つ王騎ですが、王騎軍が最も強いのは王騎自らが先頭に立って矛を振るっている時だと言われています。自ら軍を率い先頭を走る背中は、その後の信の戦い方にも反映されていますね。

武の化身”龐煖”との一騎打ちにも互角以上の戦いを見せ、「背負っている物が違う」と、単純な腕力以外の所で龐煖との格の違いを見せつけました。そんな、作中でも圧倒的な存在感を持つ王騎ですが、龐煖との一騎打ちの最中に矢を撃たれ、一瞬の隙に致命傷を負ってしまいます。明らかに死に至る傷を負いながら、なおも龐煖を圧倒し、趙軍の包囲を突破した後に馬にまたがったまま最期を迎えます。

多くの部下に惜しまれながら見送られる、死して偉大なその姿は多くのキングダムファンを魅了した事だと思います。この時に王騎が愛用していた矛を信に譲渡し、後に信が軍を率いる際に先頭を突き進みながら王騎の矛を振るう事になります。

現在の飛信隊

信(李信):将軍

鄴をめぐる攻防戦で龐煖を打ち取った功績から将軍の地位に就きます(その際に苗字が必要になり、李信と名乗ります)。作中では同時期に六将制度が復活したため、残りの1枠に入るために武功を上げようと活躍し続けています。軍の指揮は麃公さながらで、相手が本能型の武将の場合、軍師の河了貂よりも正確に展開を予想してのけます。また、王騎の矛を振るいながら常に軍の先頭に立ち、数々の敵将との一騎打ちを演じます。

河了貂:軍師

飛信隊で唯一、正式な軍略を学んでいる軍師です。常にギリギリの戦いをする飛信隊や隊長の信からの無茶振りに引っ張りまわされる役回りですが、結局何とかしてしまう優秀な指揮力をもっています。信とは「王座奪還編」からの付き合いで、先祖は山の民。日常会話では貴重なツッコミ役を担っています。

羌瘣(きょうかい):副長

第一回人気投票では堂々の一位を獲得した飛信隊の副長です。暗殺一族”蚩尤”の出身で、巫舞と呼ばれる舞のような剣技を使う剣の達人。死に瀕した信に自分の寿命を代償に使う秘術を授ける等、戦以外でも活躍の場面が多く描かれるキャラクターです。

羌瘣自身も五千人将として隊を率いており、用兵もそつなくこなす器用な将。クールな振る舞いに惹きつけられた男性ファンも多いのではないでしょうか。

史実における信

実は地味な将軍?

多くの考察記事でも書かれていますが、実際の歴史書における李信はほとんど名前が登場しない武将です。

副将として従軍する機会も数える程で、主将を務めた大戦で大敗を喫する記載もあります。逆に言えば、それだけ漫画の中での活躍が自由に描きやすいという事ですね。

史実からの予測も困難!

上記の通り名前がほどんど出ない李信なので、今後の動きも予測が困難です。特に、中華統一最後の国”斉”攻略の後は一切記載がなくなってしまいます。キングダムラストシーンは斉の攻略になるのでしょうか?だとするとどういう終わり方になるのか楽しみですね。

物語はまだ最初の一国”趙”を攻略している途中です。これからのキングダムもまだまだ先がどうなるのか期待しながら作品を追っていきましょう。

キングダム キャラ解説(ネタバレ注意)

嬴政陣営

嬴政

成蟜

昌文君
飛信隊


河了貂

羌瘣
呂不韋陣営

呂不韋

昌平君

蒙武
秦軍

麃公

蒙驁

張唐

王騎


王翦

桓騎

王賁

蒙恬

楊端和

呉鳳明